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By your side_52 ページ8

何でこう面倒なことばかりに巻き込まれる

目の前の男の子は目を輝かせてジッと私を見ている

先輩は助ける気がないのかニコニコと笑って私達を見るだけだ



「……折れろって言うんですか?」

『勿論、ついでにそこの茶髪の子も連れてっちゃえ!3人まではいけるし大丈夫、大丈夫』



どうして、この先輩は仕事を増やすんだ…!

そして、調子づいてきたのか今度は二人ともが薄っぺらい紙を一枚

手にもってこっちを見ていた



「あーっ、もう!書け言うんやろう!もうええわ、はよ貸し」

「はい、お姉様!」

「よろしくお願いします」



半場やけくそ気味にサインを書き入れてパソコンの方で登録した

確認のサインは知らぬ間に先輩が書き込んでいた

もう、これで正式に完了になってしまった…あぁ、恨むぞ先輩



「もっといいのがいるでしょうが…何で私何だか…

全く、一瞬の気の迷いは後に響くよ」

「気の迷いなんかじゃないです!お姉様がいいです

あっ…俺、鳳長太郎って言います!長太郎って呼んでください、お姉様!」

「日吉若です」

「…はいはい

尾前Aだよ…もう、お姉様でも何でも好きに呼びなよ」



そう答えると長太郎と言っていた男の子が急に抱き着いてきた

さっきまであれだけ怯えてたくせに切り替えの早い奴だ



『よし、じゃあ見学行ってこないとな!

お前の当番の時間は俺が代わりにやっておくからちゃーんと面倒見てやれよ』

「……先輩のせいで食堂利用が確定したのでご飯代集りに来ますから…」

『んじゃあ、今日のお前の弁当は俺のな!いやーぁ、ファンクラブの奴等に自慢できるな』



この人に何を言っても嫌味として聞いてくれそうにない

諦めて言われた通り、二人を連れて歩き出した

あぁ…面倒ったらありゃしない

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零夜&李香(プロフ) - mikuruさん» 李香:コメントありがとうございます! 零夜:好きな作品だなんて血反吐はいて喜びそう 李香:その表現方法どうなん?侑士さん最推しなんですね!そのような方に喜んでもらえるなんて…零夜お前幸せ者よな 零夜:本当にな…これからも遅いかもしれませんが頑張ります (2018年11月8日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
mikuru(プロフ) - 初コメント失礼します。いつも更新される度読んでいてとても好きな作品です!侑士最推しなのですごく嬉しいです!続編おめでとうございます、これからも頑張ってください! (2018年11月2日 7時) (レス) id: 3adb658af9 (このIDを非表示/違反報告)
零夜&李香(プロフ) - あっくんLOVEさん» 李香:お祝いありがとうございます…! 零夜:ぼちぼち、更新頑張っていきます 李香:ぼちぼちじゃなくてバリバリ頑張ってどうぞ 零夜:何で、コイツこんなに私にスパルタなんだよ… (2018年10月20日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
あっくんLOVE - 続編おめでとうございます!更新頑張ってください! (2018年10月18日 18時) (レス) id: b3c0e9a558 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零夜&李香 | 作成日時:2018年10月18日 17時

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