By your side_19 ページ21
俺を呼びつけた女子生徒は
俺に足を見せる様に指示し、俺は従うと黙って腫れた部分を冷やし始めた
「……違和感、感じたんならちゃんと処置しなよ」
「だって、練習中だろう」
「……だったら？もっと優先すべきことでしょう、これは」
冷たくそう言い放つとある程度、腫れが引いたのか
今度はテーピングを付け始めた
「なっ…！分かった様な事、言いやがって！
何様のつもりだよ」
「…あぁ、やっぱやるんじゃなかった
ほんま、自分勝手…話ならんわ
折角、親切にしたったのに…馬鹿らしい、好きにしいや」
急に口調が変わった
侑士と似たような関西弁なのにその話し方は侑士のそれと違って
きつく怒っているように聞こえた
「あぁ、好きにしてやるよ！」
「……あぁ、胸糞悪い…腹立つわ」
ベンチに座りながらまだアイツはグチグチと文句を言っている
その様子を見ていた侑士は跡部に断ってそっちに向かった
「そんな怒りなや…」
「……」
「俺は感謝してんで
それじゃ、アカンか？」
侑士は笑いながらアイツを慰めているようだった
俺にはあんな奴が侑士の幼馴染なのか理解出来ない
「もういい……戻れば、待ってる」
「そんでええねん！もうちょっとだけ待っててな」
何がいいのか、分からない
侑士はそれで納得したのか
また練習に戻ってきた
By your side_20→←By your side_18
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零夜＆李香(プロフ) - 本眼鏡さん» 李香：大好き…！すごい嬉しいです 零夜：その場合、ジロー君は抱き着くなり叩き落とされます、多分 李香：始まる前から辛辣なのだが…！畏まりました、また引っ叩いて頑張らせます！ 零夜：酷ない？…頑張って時間作って更新します。お待ち頂けますと幸いです。 (2018年10月18日 17時) (
レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - このシリーズ大好きですっ！！早く宍戸さんやジローちゃんとの絡みが見たい……！！ジローちゃんとか一目見て「忍足の幼馴染み可愛E〜！！」って抱きついてそうww更新楽しみに待ってます。お2人共、頑張って下さい(｀･ω･´)ゞ (2018年10月17日 19時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
零夜＆李香(プロフ) - 第一部隊さん» 零夜：面白かった…ですか？嬉しいけど、うへぇ…プレッシャー 李香：って思うならご希望に添える様にさっさと更新したらいいと思うよ 零夜：うん、じゃあ手伝え！ 李香：多分、駄文は誰も求めてないからダメかな！ 零夜：救いはないけど出来るだけ頑張ります (2018年10月17日 3時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
零夜＆李香(プロフ) - めめこむまーりんさん» 李香：お返事が遅くなって申し訳ないです…！ 零夜：続きが気になるなんてとても嬉しいです 李香：じゃあ、さっさと更新しようか 零夜：それとこれは別かな、頑張るけど… 李香；意志が弱い…！！ (2018年10月17日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
第一部隊(プロフ) - すごく面白かったです。更新楽しみにしています。頑張って下さい (2018年10月16日 23時) (レス) id: c19040a7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零夜＆李香 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php
作成日時：2018年9月1日 3時
