聞かれてた ページ8
『はぁ…』
俺はため息をついて足を組んだ
『わかりましたよいいますよ』
別に2、3人…こんな人数くらい、バレたってどうってこともない
相澤と根津校長は椅子に座って俺の方を向いた
『これは俺が決めた。俺が男になりたいから。』
でも俺は今嘘をついた
男になりたいから
これはまずい事実だ
だけど自分で決めたんじゃない
全ては親のため
かーさんは俺が男に生まれてこればどれだけ幸せだったろうか
オヤジはどれだけ楽だったろうか
きっと俺が男だったら違う形の愛情をくれただろう
でも俺がヒーローなって
金稼ぎして
改造すりゃ
かーさんが喜ぶ
今からでも間に合うんだ
んで、
今までもらった分の愛情をたっぷりお返しする
だから
『俺は男になりたかった。なりたいんだよ。だからオヤジ百脅して無理やり俺は男だって認識させてる
かーさんも一緒だ
だから迷ったんだろうな
男って書くか、女って書くから』
相澤)「つまり、男になりたいから」
『嗚呼そうだ…』
根津)「では、これからも男として扱ってほしいのかな？」
『ったりめぇだろ…他のやつにバラすんじゃねぇぞ』
相澤)「…教員にはバレてもいいか？」
『そいつらの口が硬けりゃな』
相澤「…そえか」
そう言って椅子から立って扉へ近づく相澤先生
手をかけていきよいよく扉を開けた
?)「「「わぁ!!!!??」」」
『!?』
扉を開けると流れ込んできたのは教員？プロヒーローだった
『もしかして…聞いてたのか？』
?)「す、すいません」
?)「いや、バレねぇかなって…」
?)「あら！結構美人じゃない！！」
なんだよこいつら
相澤)「まず諸葛に謝れよ」
全員)「「「すいませんでした！！」」」
『…』
こいつら口かてぇか？
他の奴らにバレたら？
かーさんが壊れる？
気持ちがられるかもしんねぇ
考えるのは後だ
『お前ら他のやつに喋んなよ？じゃなきゃ許さねぇぞ』
全員)「はい」
『…(・д・)ﾁｯ』
相澤)「まぁ良いだろ」
根津)「このあとは…得になにもないから帰ってもいいのさ！！」
『帰るに決まってんだろ！！』
ネズミのくせしやがって
絶対許さねぇぞ
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羅鱶 - 面白かったら一番右側の星を押してね！ (4月24日 17時) (
レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
羅鱶 - 見てくれてありがとうございます。やっとコメント何処にあるかわかった人間羅鱶です。 (4月19日 17時) (レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白いですね! 続き楽しみにしてます! (4月7日 8時) (レス) @page17 id: 65d421c831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅鱶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Tuyogari4/
作成日時：2024年2月27日 6時
