避けられない ページ16
目を向けた下半身は
血が滲んでいた
これはどうしても避けられない事だ
どうやってごまかそう
夢中になって猫追ってたから
ここがどこだかわからない
離任式は休もう
多分これもう取れないから
それより
『…ここが…何処だかわかりますか？』
?)「は？それより止血しろよ」
『いや、直で家帰りたくて…ここ、俺来たこと無くて』
中学校はスマホ禁止のクソ学校
ここが何処だかわからない。
だからこいつに聞く
ドロッ
また出てくる感覚
早くしないと
パンツとかもう気づいたら気持ち悪くなって来た
『俺、個性転送なんです!だからここがどこかわかったらすぐに家に帰れる！
だから教えてください』
ツギハギはなかなか口を開かない
それどころか何か近づいてきた
『え、何』
そのまま背中が路地の壁にあたって
俺は後ろに下がれなくなる
『いや、詰め寄らづにおs「お前ほんとに男か」…は？』
急に迫ってきたかと思ったら俺を見下ろしてそう言ってきた
なんで
『い、いやどう見たって男だろ！』
俺がそう言ってもそいつは表情1つ変えずにまた口を開いた
?)「じゃあその出血は何だ?」
青い目をこちらに向けたまま
俺の腰をなでてきた
鳥肌が立つ
気持ち悪い
何だよこいつ
タイミング悪すぎ何だよ生理!!!!
俺は頭の中で言い訳を考えてた
『き、今日太ももの内側を怪我して、その傷口が開いたんだ！』
?)「そうか…A君…今日怪我したんだな」
やばい笑みを浮かべながら俺の名前を読んだ
え？何て
『な、なんで名前…』
?)「鞄に書いてある」
面積の少ない肌色の部分の頬をピンクにそめて
鞄を指さしてそういう
俺の顔は真っ青だろう
だって2つの意味でやばいから
急な生理と
ツギハギのやばい男
こういう時
どうすれば
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羅鱶 - 面白かったら一番右側の星を押してね！ (4月24日 17時) (
レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
羅鱶 - 見てくれてありがとうございます。やっとコメント何処にあるかわかった人間羅鱶です。 (4月19日 17時) (レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白いですね! 続き楽しみにしてます! (4月7日 8時) (レス) @page17 id: 65d421c831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅鱶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Tuyogari4/
作成日時：2024年2月27日 6時
