１人の時間 ページ14
『あ、…見失った』
ちょっとナデナデしたかっただけなのに…
しょぼくれながら周りを見渡す
『あれ？ここ何処だ？』
猫を追うのに集中していて
変な路地に入ってしまったようだ
早く家に帰らないと
あっでも…
かーさん達は今おらんのやった
Aはその事を思い出して
その場に座った
『ちょっとゆっくりしてこうか』
そのまま横になって頭の後ろに手を回し、足を組んで上着を脱いだ
見える景色は狭い隙間から見える美しい晴天の空
そして風に乗って待ってくる少数の桜の花びら
そしてどこか焦げ臭い匂い
誰か焚き火でもやってんの?
タバコか?
でも
周りは静かで落ち着いた
『…たまには１人もいいもんだな』
１人路地の空を眺めてそう呟いた
俺１人の空間のリラックスタイム
かーさん達につけられた愛情の傷口に
風がしみる
半袖だからしょうがない
１人だから気にしないけど…
ドロッ…
『…』
やばい
下半身の方からドロッとした感覚
俺は覚えてる
これは生理だ
ナプキンつけないとパンツが汚れて血が取れなくなる
家に帰ろうとしたときだった
?)「邪魔だ」
頭上から声がした
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羅鱶 - 面白かったら一番右側の星を押してね！ (4月24日 17時) (
レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
羅鱶 - 見てくれてありがとうございます。やっとコメント何処にあるかわかった人間羅鱶です。 (4月19日 17時) (レス) id: f9cd9172e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白いですね! 続き楽しみにしてます! (4月7日 8時) (レス) @page17 id: 65d421c831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅鱶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Tuyogari4/
作成日時：2024年2月27日 6時
