【ヒロアカ】自由の女神 (ページ4)

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エンデヴァーページ4

ずっと考えていることがある

燈矢君が居なくなったのは
エンデヴァーが原因何じゃないかって

燈矢君はエンデヴァーに見ていて欲しかったのに
それだけなのに
エンデヴァーは焦凍君しか見ていなかった

だからちょっとエンデヴァーは嫌いだ

エン)「久しぶりだなアンジェル…焦凍とは仲良くしているか」

『モチのロンですよ…それがどうしました？』

もう一つ
思い当たることがある

焦凍君たちは
個性婚で生まれたんじゃないかって

それならエンデヴァーが焦凍君の事しか見なかったのは

燈矢君や夏君とは違い
焦凍君は母親と父親
両方の個性を持って生まれてきたから

夏君や焦凍君がエンデヴァーが嫌いな理由も分かる

私だってそんな親は嫌いだ

焦)「オヤジ…気安く話してんじゃねぇよ」

『いいよ焦凍、仕事でもよく会うし』

嫌いなんだなエンデヴァー

お疲れ様だよエンデヴァー
貴方が悪いんだ

冬)「2人ともごは…ん」

重い空気の中
冬姉がご飯の報告をしてくる

冬)「お父さん…帰ってきてたんだね、おかえり」

エン)「嗚呼」

焦)「A姉…ご飯食べにいこう…」

『…うん』

多分エンデヴァーは私と焦凍君をくっつけたいんだろう

私はやだよ
燈矢君が良かったんだもん

だから燈矢君がいない今は
誰とも結婚なんかしない

焦)「…オヤジがすまねぇ」

『別にいいよ』

焦)「…まだ燈矢兄のほうが良いのか」

『まぁね…初恋だったし、助けてくれたし』

帰ってきてほしいな…

焦)「俺じゃ駄目か？」

…
ん？
ん゙ん゙ん？

『ん？』

焦)「まだ気づかないのか」

ん゙？

焦)「…燈矢兄がいなくても
俺が守ってやる」

嗚呼
そういや色々と燈矢君にはお世話になったな

整形したんだろ？とか言ってくるクラスメイトから、違う学校なのにも関わらず彼は守ってくれた

彼氏取りやがってとか勘違いし、言ってくる女性達からも

嗚呼
燈矢君が恋しい

『ありがとう(2つの意味で)』

焦)「!?嗚呼…」

Aの顔を知っている中の1人
焦凍は

その仮面の裏側でAが微笑んでいると思うと照れるのであった