【ヒロアカ】九尾の狐 (ページ18)

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顔バレ？？？ページ18

『ん、…ん？』

目を開くと白い天井とお腹にかかっている何かの重さ

ふと、下を向くと

『…焦凍？？ホークスも…』

私のお腹にうつ伏せして寝ている焦凍と
私の手を握りながら椅子に座って寝ている啓悟だった

『…ｲｯﾀﾞ!?』

自分の体を見ると
グルグル巻きにされている頭と
大量に巻かれた包帯は
血にしみていた

『(そういや私…)』

意識を失う直後を頑張って思い出す

すーっと血の気が引く

『(相澤さんはどうなった？
それよりも顔は見られてないか？
飛ばされた場所に誰かいた気がする

顔バレた？
またいじめられる？
今度は男子から？？
また
また
また)…』

ホ)「…ッ！A！」

気がついたホークスが背中をさすってくる

焦)「ゆっくり呼吸しろ、大丈夫だ」

いつの間にか焦凍も

『はぁっ…はぁはぁ』

いつの間にか可呼吸になっていたらしい

ホ)「Aちゃん、俺に合わせて
吸って…」

『ｽｩ～…』

ホ)「吐いて〜」_

何度かホークスに従っているうちに
私の呼吸はもとに戻っていた

リカ)「起きたのかい」

『ッ…リカバリーガール…』

この保健室の管理人
リカバリーガールのご登場

リカ)「あんた、危険だったんだよ！無理だって思ったら、今度からは気おつけな！」

…うるさい
病み上がりに言うか？普通

焦)「爆豪が、運んできてくれたんだ」

『!??』

え
え？あの爆豪が？

ヤンキーぽい爆豪が？
あの黙ったらイケメンが？

『…ど、どうしよう焦凍…私、また…』

相澤)「それについては安心しろ」

ホ)「イレイザーヘッドじゃん」

相澤)「ご無沙汰しておりますホークスさん」

扉から現れたのはイレイザーヘッドこと、担任の相澤さんだった

包帯でミイラみたいになってる

『わ、私の顔』

相澤)「ああ…お前が嫌がると思って、爆豪と切島にはお前については言わないように行っておいた」

良かった
でも切島の方は口わりそうで怖い

リカ)「それよりもあんた！」

またリカバリーガールのお叱り…

リカ)「あんた！まる１日寝てたんだよ！それに頭も打っていて危険だったんだよ！
もっと気おつけな！受け身の練習が必要さね！」

ホ)「そっちはこっちでどうにかしときますよリカバリーガール」

焦)「ありがとうございます」

『(またいじめられる？
次は男子から？
男子から広まる？
ほかのクラスから百いじめられる？
先輩からもいじめられる？)』

ギュ…

『え？』

ホ)「大丈夫だよ」

ホークス…

『…ありがとう』