【ヒロアカ】九尾の狐 (ページ16)

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私が覚えていない過去ページ16

これは
Aか覚えていない過去である_

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死柄木side

橋の下にガキがいた
個性は見たところ九尾の狐か？

?)「ﾋｯｸﾋｯｸ…」

泣いているようだ

『何してる』

?)「…ﾋｯｸ…お母さんもお父さんもﾋｯｸ…ヴィランに…ﾋｯｸ」

殺されたってとこか

『名前は』

?)「…A」

『…名字は』

A)「…名字？」

こいつ

『まさか、知らないのか？』

A)「ご、ごめんなさい」

…てゆうか
Aってどっかで聞いたことある名前だな

ま、いっか

『ついてこい…帰るとこ無いだろ』

Aチャンは顔を輝かせ
着いてきた

歩いてる時はギャン泣きで
手を繋いでやった

勿論４本で

今の頃の隠れ家に着いた

扉を開ける

『…先生』

先生)「…弔、その子は？」

少し驚いた顔をしている先生

『こいつ、橋の下で泣いてたんだ。親がヴィランに殺られたってよ』

先生)「…名前は？」

『Aチャン』

Aは先生を警戒しているようで
俺の後ろに隠れていた

とてもかわいらしい

先生)「Aちゃん」

A)「…」

先生)「僕が誰かわかるかい？」

A「知らない人とはおはなししちゃ駄目なの」

きっと親の教育だろう
そんなに怖いか？

すると先生は優しい笑顔で

先生)「僕は君の父…とも言えるかな」

あ？何いってんだ

A「私のお父さんは貴方みたいな顔してないよ」

先生)「そうだね。たしかにそうだが、君のお父さんは君とは血がつながっていないのだよ。お母さんもね」

洗脳だと思っていたけど

思い出した

先生と始めてあった日に言ってた

始めてあった日_
＿先生)「弔、僕には血がつながっている女の子がいる」

『？』

最初は意味がわからなかったけど
説明してくれた

そのガキは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

あの日の先生が言ってくれた言葉が本当になら

こいつはこっちがわの人間だ

『そ、そうやって悪い人たちに連れて行かれるって私わかるの！
騙されないの！』

先生)「そえかい、…それは残念だ」

そう言って先生はAに手を伸ばし

頭に手を置いた

そして誰かから奪った「記憶」の個性で

Aチャンの俺達とあった記憶を消した

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もう会えないと思っていたけど

名簿に乗っていなかったテレビ頭の女は
見て分かるとおり

どう見たって個性は九尾の狐

九尾の狐？

嗚呼
お前は

Aだろ