｛☆---Ky---☆｝ ページ33
とある日の休日の事。
私はキヨの家にお邪魔してゲームをすることになった。うんうん、やっぱりキヨの家でゲームするのも良いな…学校より気楽になれるしね。
Ky「その辺適当に座って」
『はいはーい。…あ、久しぶりにこれやりたいな…』
なんて言いながら某大乱闘格闘ゲームを手に取る。
でもこれ負けた時キヨめっちゃ煽ってくるんだよな……。
別にいいんだけど、なんか悔しさ倍増するよね。キヨって煽り方上手いし。
そんなことを考えながら、カセットを本体に差し込む。
Ky「うわ〜っ、俺これやんの超久々なんだけど…！」
『ほんと？へへ、勝ったわこれ』
Ky「いやまだ決まってねぇし！じゃあ勝負しようぜ！」
『いいよ？絶対勝つから！』
気合いを入れて、コントローラーを握る。
私も久しぶりだけど、多分勝てる、多分ね。
そしてゲームが始まった。
『……』
Ky「うぉ、あっぶね。あ、やべっ…！っおらよ！」
あれ…キヨってこんなにおしゃべりだったっけ…？
正直ゲームよりそっちの方が気になって仕方がない。
まぁそれはいいとして、そのままキヨと戦っていると丁度2-2で最後のマッチとなった。
うーん…勝てるかなこれ…？
そんなことを考えている内に、最後のマッチが始まる。
『絶対勝ってやろ…』
Ky「……なぁ、A。大事な話していい？」
『…な、なに？ってあっぶな！不意打ちは卑怯だって！』
Ky「俺さ」
『うん…？』
突然キヨが真剣な顔をしてこちらを見た。珍しいので何事かを思い、私もキヨの方を見る。
しかし、いきなりキヨが私のキャラを吹き飛ばして私は負けてしまった。
だから不意打ち卑怯…！と私が言おうとすると、突然視界がぐらりと傾いた。
…キヨに、押し倒されている。
未だに状況がつかめない私を放って、キヨは顔を赤らめながら口を開いた。
Ky「…俺、ほんとにAの事好きだわ」
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鶴(プロフ) - コメントありがとうございます！作者は関西圏では無いので、キャラに合うような関西弁が出来ているか不安だったのですが、そう言って頂けるととても嬉しいです…！！！ (2021年2月16日 22時) (
レス) id: c881247ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ばんのすけ。 - 完結、おめでとうございます。面白くて一気見してしまいました。ちなみに私が好きな推しはzmです。関西弁なのも似合っててグッときます！ (2021年2月16日 21時) (レス) id: b7bc451954 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 柚香さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けたようでとても嬉しいです！ (2020年6月23日 23時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごくおもしろかったです (2020年6月23日 23時) (レス) id: f5da286a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2020年6月1日 22時
