｛34話：全力疾走｝ ページ35
アンカーの2人が同時にバトンを受けとり、走り出す。
周りからは、まるでオリンピックの競技でも見ているかのような歓声が上がっている。
勿論その声の中には私達の声も入っていた。
Rbr《両チーム平行に走る！！勝つのは今年も生徒会か？それとも自称TOP5か？》
ロボロさんその恥ずかしい呼び方やめて。
しかし放送通り、キヨとゾムさんは並行に走る…さて、どっちが勝つかな。
そして最後のカーブを走り、残るは直線となった。
『キヨ！頑張って！』
私は息を整え、周りに負けないように大声で応援する。
この5人でチームを組んで走る事も今まで無かったので、なんだか熱が入ってしまう。
それはレトさんやみんなも同じなようで、私はあまりの熱気に倒れそうだ。
そのまま並列の状態で白いゴールテープを切り、周りの声が一気に静まった。皆が結果を聞こうと放送に注目している。
Rbr≪け、結果は…！≫
驚いたような顔をしながらロボロさんが放送をする。そんな顔されたら、期待しちゃうよ。
…リレー結果は…？
Rbr≪生徒チーム、自称TOP5の勝利です！！！≫
Ky「…え！？マジで！？俺絶対負けたと思ったのに！」
ロボロさんがそう言うと、周りがわっっと歓声を上げる。
勝てたんだ、あの僅差で…。
こうして誰かと対決したのは久しぶりで、しかもこのメンバーだったので、私の胸は喜びで一杯になっていた。
『や、やった！まさか勝てるなんて思わなかった…！』
Gr「しんどいんじゃぁ〜…」
Tn「生徒会長は強制参加やからな。しゃーない」
Sho「は〜Aちゃん舐めとったわ。普通に速いやん…」
Uszw「まぁ俺らTOP5だし？」
Ky「負けなんてあり得ないけどさ？」
Rtrt「ね、最初から勝つ自信あったもん俺」
『舐めて貰っちゃ困るよね〜！』
Gtmn「こいつら勝った途端に調子に乗るなぁ…」
ガッチさんも苦笑しているが、表情は嬉しそうだ。
その後閉会式が始まり、後片付けの時間となった。
私達5人はまた生徒会室に呼ばれたので素直に向かう。
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赤月 アズ(プロフ) - 鶴さん» 了解しました！ありがとうございます（？） (2020年6月3日 14時) (
レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 赤月 アズさん» コメントありがとうございます！一応誰とも付き合わない(予定)です！（もしかしたら番外としてオチアリストーリーを書くかもしれませんが...（笑））更新頑張ります！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - や・・・やばいTOP4と我々だは私得すぎるあの聞きたいことがあるんですけどオチとか決まってますか出来れば全員オチがいいなーと思っただけですすみませんこれからも頑張ってください！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 仰げば尊死さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けているみたいでとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年6月2日 13時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
仰げば尊死 - ハマりすぎてイッキ見してしまった…続き待ってます！！ (2020年6月2日 1時) (レス) id: d6069bd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2020年5月26日 15時
