｛27話：お説教｝ ページ28
『…あと勧誘もやめて貰えますか？』
Gr「Aが生徒会に入ってくれるのならやめよう」
『…無理ですね』
それもう勧誘する意味ないじゃん。
心の中でそうツッコむと、それを見透かしたかのように彼はくつくつと笑う。
そんな彼に苛立ちを覚え、一度思考を止めて紅茶を飲む。
するとエーミール先生が思い出したかのように口を開いた。
Em「そういえばAさん」
『…なんでしょうか？』
Em「今日の4限目の時、教室で姿をお見かけしませんでしたが…」
『あ〜…えっと』
Gr「ふははっ！お前授業さぼったのか？」
Os「えっ！？Aちゃんって授業さぼったりする子なん！？」
『…今日が初めてです』
私がそう言うと、エーミール先生にもうやっちゃだめですよ！と全く怖くないお説教を受けた。
…横で面白そうに笑ってるグルッペンさんは生徒会長じゃなかったら多分殴ってた。
Os「だめやで、授業さぼったら。大先生みたいになってまうよ？」
『え、嫌だ』
Em「……ふふ、心底嫌そうな顔ですね」
Gr「そりゃそうだろうな」
鬱先生みたいになるのはちょっと嫌かも。
それから、しばらく歴史の話などで盛り上がっていると、いつの間にか下校時刻になったので、後片付けをして帰る事になった。
エーミール先生は仕事、グルッペンさんは家が逆方向なのでマンちゃんが私の事を送ってくれるらしい。
…最近、生徒会の人と帰る事多くなったなぁ。
Os「Aちゃんって彼氏とかおるん？」
『いないですよ』
Os「へぇ〜…じゃあ俺Aちゃんの事狙ってええ？」
『え？』
Os「んふ、可愛いめう〜！」
そんなことを言いながらマンちゃんは口元に手を当て、可愛く上品に笑う。というか狙うって…なんか恥ずかしい…。
そのまま他愛ない話をしながら私の家まで歩く。…普通にいい人だったな。生徒会ってやばい人の集まりだと思ってたけど、意外と違うのかも。
まぁ間違ってる訳でもなさそうだけどね。
そんなことを考えていると家に着き、私はマンちゃんにお礼を言ってそのまま家の扉を開けた。
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赤月 アズ(プロフ) - 鶴さん» 了解しました！ありがとうございます（？） (2020年6月3日 14時) (
レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 赤月 アズさん» コメントありがとうございます！一応誰とも付き合わない(予定)です！（もしかしたら番外としてオチアリストーリーを書くかもしれませんが...（笑））更新頑張ります！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - や・・・やばいTOP4と我々だは私得すぎるあの聞きたいことがあるんですけどオチとか決まってますか出来れば全員オチがいいなーと思っただけですすみませんこれからも頑張ってください！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 仰げば尊死さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けているみたいでとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年6月2日 13時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
仰げば尊死 - ハマりすぎてイッキ見してしまった…続き待ってます！！ (2020年6月2日 1時) (レス) id: d6069bd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2020年5月26日 15時
