こんにちは猫さん ページ32
「あの、烏養コーチ……」
烏「お、岸廻……って、猫又監督！？
な、何で岸廻と……！？」
猫「この子、ちょっとの間借りるからな〜」
烏「え、ま、マジすか……！？」
う、烏養コーチ止めないの！？
てっきりダメですとか言ってくれると思ってた……
あ、そっか！頭上がんなくて拒否れないパターンもあったか！くそっ！
「どこまで気付いてるんですか」
頭のことを知っていたから、猫又監督に少し勘繰りを入れる。
猫「君に何があったのかは知らんが、大体は知っているよ」
ニヤッと笑って私に言う。
「そのことは内密に、絶対に誰にも言わないで下さい」
フリじゃないですから！と、今一度猫又監督に念を押しておく。
猫「言わない代わりに、たーんと働いて貰うけどな！」
「ひぃぃぃ……」
猫「……というわけで、今日と再来週の合宿でウチの臨時マネージャーをやってもらうことになった岸廻さんだ」
「岸廻Aでーす」
音駒の部員に囲まれる中、軽い挨拶とお辞儀をする。
黒「うげぇぇ……」
？「く、黒尾が女子にしかめっ面……！？」
私を見るなり嫌そうに顔を顰める黒尾さん。
灰「岸廻さんが音駒のマネージャーになってくれるんですか！？」
逆に、興奮して絡んでくるのは昨日話したリエーフくん。
「期間限定ね、期間限定」
灰「期間限定かぁ……」
？「ちょ、リエーフ烏野のマネと知り合いかよ！？」
灰「はい！昨日黒尾さんとちょっと喋りました！」
？「嘘だぁぁあああ！」
？「おい！うるさいぞ山本！
ごめんねマネちゃん、うちのメンバーうるさくて……」
「いえ、賑やかなのは慣れてますんで！」
気にしないで下さい、と謝ってくれたリベロの人に返す。
そこから、音駒の部員の簡単な自己紹介をしてもらい、無事に全員の名前を1発で覚えた。
夜「岸廻さん」
夜久さんにこいこいとジェスチャーされる。
「年下ですし呼び捨てでいいですよ、夜久さん」
夜「あ、じゃあ……岸廻ちゃん？」
呼び捨てとは。
「……まいっか、何ですか？」
夜「黒尾と何話したんだ？
アイツが女子にあんな顔するの初めて見たわ……」
ちらっと黒尾さんの方を見ると、平然と私たちに向かって手を振ってきた。
「……普通じゃないです？」
夜「いや、そもそもこんな距離あけてるのがおかしい」
「んー、黒尾さんモテそうだから、女子が面倒くさい理由分かりますよね？って話を振りましたね」
夜「納得、ナイス」
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奏音 - え……！めっちゃ主様の絵柄好きです！！私で良ければですが、夢主ちゃんの絵描いて見てもいいですか？ (2020年5月16日 21時) (
レス) id: ea3d173ac1 (このIDを非表示/違反報告)
むうまう - 面白かったです！！主人公ちゃんの性格めっちゃすこ更新頑張ってください(*´∇｀*) (2020年2月16日 21時) (レス) id: f5daa61569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぃな | 作成日時：2019年5月24日 16時
