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四話 ページ6

祖母の名前は弧都雨 梅屋
通称梅

最近、祖父が「あいつお友達とよう遊びに行っとるん」と話してた事を思い出した

まさかこんな所で祖母のお友達の息子に会えるなんて


『よくわかりましたね、私が梅屋の孫だって』

北「雰囲気でなんとなくな、よお似てんで」

『そう言って貰えると嬉しいですね

北さんのお婆ちゃん、可愛らしくていつも「信ちゃん信ちゃん」って言ってて、お孫さんの事大好きなんだなぁって思ってたんです』


会ってみたかった、と伝えてみれば柔らかい表情で、とっても穏やかなオーラを出していた


北「俺も気になってたんよ、最近よう話の中に梅屋さんのお孫さんやったり、梅屋さんの話してたり
ご飯までもろうてしもて

どんな人なんかと思ってたんよ

この前の肉じゃが美味かったって言っといてや

また入れ物返しに行くな」


『気にしないでください

あれはうちの祖母が作りすぎてしまっただけなので』

北「もろうた物には感謝せなあかんやろ

……話し込んでしまったな、そろそろ戻ろか」


北さんはそういうと部室のドアを開け、先に出ろ、と言わんばかりにドアを開けておいてくれる

部室の鍵を閉め「ほないこか」と先を歩き出した北さんを私は後ろから追いかけて行った


北「今日部長はお休みやから、正式的話はあんま出来てないけど、一応頭の片隅に置いといてな」

『はい、わかりました』


そういうと北さんは1年生に話しかけこちらに戻ってきた


北「先に、侑達の話を聞かんとなぁ」

『あぁ……』


すぐに分かった
北さんは怒らせるべきではないと


侑「……ってわけなので…無理やり、連れてきたわけじゃ」

北「でも本人の回答も聞かずに言い逃げはよくないやろ」

侑「うっ……」

北「それ無理矢理と同じやで
相島も入ってくれると決めつけたらあかんで」

相島「すいません…」


相島と宮侑は今こってり絞られている最中
私は監督たちの近くのベンチに座らせて貰っている


角名「おっほ、めっちゃ怒られてる」

銀島「連れてきたのは角名なんに、めっちゃあそこの2人怒られるやん」

角名「まあ、話ぐらいは聞いといてもらいたいなーみたいな」

治「……ちょい話しかけてみるわ」

角名「……!珍しい〜動画撮ってもいい?」


茶化す角名に治は「喧しいわ」とだけいい離れていく


角名「喧嘩腰の治と機嫌の悪い弧都雨さん

面白い組み合わせだね、おっほほ

撮る以外の選択肢無し」

銀島「お前いつか倍返しされるで」

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真柴白 - 更新期待してま頑張って下さい(*'‐'*)♪!! (2021年1月27日 4時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
月下恋樺(プロフ) - MA.Sさん» コメントありがとうございます!ホントだ……オリキャラ入れた時にごっちゃなっちゃったと思われるかと…、全員一度訂正致しますね!ご愛読ありがとうございます! (2020年7月19日 5時) (レス) id: 05ae760f2c (このIDを非表示/違反報告)
MA.S - いつも楽しく拝見させていただいております。設定にあります、イナリ崎二年のクラスなのですが、アツムとギンジマくんが二組でスナとオサムが一組ではないでしょうか…?こちらの勘違いしますでしたら、申し訳ございません。今後とも作品を楽しみにしております! (2020年7月19日 1時) (レス) id: 63fe28e87a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月下恋樺 | 作成日時:2020年7月16日 0時

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