二話 ページ4
治「……で？無理やり言って帰ってきたんか」
角名「それ絶対来ないやつじゃん」
銀島「やらかしたなぁ」
侑「うっさいわ！！！」
屋上で1年バレー部が集まって昼飯中
弧都雨を勧誘したとだけ伝えたが言って逃げて来たと言えばこの始末
角名「そもそも、俺らホントに接点ないのに侑調子乗りすぎでしょ」
治「んんっ……『俺がわざわざ来てんねんで』ぶはっ、自己意識の塊やな」
相島「あれはちょっと引いた……」
侑「俺が悪いんか！？俺が悪いんか！！！」
そう、宮侑の『この俺がわざわざ来てる』発言が気に入らなかったのではないかと言う話になっていた
そりゃ、女子からしてみれば全く知らない男から態々来たなどと言われても不愉快以外何物でもないだろう
銀島「難しそうやなぁ」
角名「話は聞きに来てくれそうじゃない？あの子結構真面目そう｣
治「てか、そいつが紗彩虐めん保証あるんか？」
侑「1番大切なのそれやろ、あーいう女の裏は怖いでぇ？」
相島「怖いのは不愉快にさせてしまった侑さんにブチギレる弧都雨さんです」
治、角名、銀島「「「正解」」」
侑「なんでやねん！！！！」
気がつけば昼休みのチャイムがもうすぐなる時間だった。みんな急いで弁当を片付け自分の教室に急いだ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿角名side
角名「(そういえば)」
俺、弧都雨さんと同じクラスだった
席はまあまあ近い方、俺の斜め前
いつも目立たず、何事も完璧にこなしていく
ちゃんと観察したこと無かったけど
ちゃんと見てみれば、姿勢良いし、体つきがまるでスポーツマン
その瞬間
角名「……ぇ……」
彼女が一瞬メガネを外し前髪をかきあげた
すぐに元に戻し、眼鏡をかけたから多分周りは見えていない
紫の瞳に長い睫毛
明らかに日本人ではない顔つき
どこかで見たことあると思ってたけどこんなところで出会えるなんて
角名「絶対帝王ラディア・シリッツァ……(((ﾎﾞｿ」
バレーボールしてる奴ならみんな知ってる
絶対帝王ラディア・シリッツァ
スパイカーを初めて1年で才能を開花させた天才とみんな口を揃えて言う
帝王の名は男子にまで広がり、みんなが彼女の試合を見に行った
帝王と呼ばれる彼女は
圧だけで相手を圧倒し、その圧は味方の指揮を上げた
セットアップ、カバーもブロックも全て完璧
何事も手を抜かない感じだった
なのに、2年生の最後の試合、彼女はカバーに入った仲間との衝突で足を壊してしまった
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真柴白 - 更新期待してま頑張って下さい（*'‐'*)♪！！ (2021年1月27日 4時) (
レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
月下恋樺(プロフ) - MA.Sさん» コメントありがとうございます！ホントだ……オリキャラ入れた時にごっちゃなっちゃったと思われるかと…、全員一度訂正致しますね！ご愛読ありがとうございます！ (2020年7月19日 5時) (レス) id: 05ae760f2c (このIDを非表示/違反報告)
MA.S - いつも楽しく拝見させていただいております。設定にあります、イナリ崎二年のクラスなのですが、アツムとギンジマくんが二組でスナとオサムが一組ではないでしょうか…？こちらの勘違いしますでしたら、申し訳ございません。今後とも作品を楽しみにしております！ (2020年7月19日 1時) (レス) id: 63fe28e87a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下恋樺 | 作成日時：2020年7月16日 0時
