【宮侑】わたしと貴方【ハイキュー】

一話 ページ3

相島「弧都雨さん…部活入ってないって聞いたから……どうかなって…」

『勧誘？申し訳ないけど、部活入る気ないの
気持ちだけいただくわ』

地味子で通してる私にどうして勧誘なんてするのか不思議
(伊達眼鏡に前髪長め)


？「自分、うれしーとかないん？俺がわざわざ来てんねんで」

双子の金髪の方、宮侑
No.1セッターと呼ばれるバレー部所属のチャラ男

『ない、今まで接点ないんだから当然でしょ？』

侑「ごっっつい腹立つ……！」

相島「お、落ち着いてよ…！
と、とりあえず話だけでも聞きに来て…！今日体育館で待ってるから！」

相島はそれだけ言って宮侑を引っ張って行った


「……マネージャーデビューすんの？おめ」

「とりあえず気ぃつけぇや」

『絶対やらない』


意地でもやらない


＿＿＿＿＿＿＿＿侑side

紗彩が前からマネージャー業を一人でやるのは大変だとみんなが口を揃えて言っていた

2年に上がる前に新しいマネージャーを見つける事にしたが、ほぼ全員が部活に所属していて
所属してないやつを見つけるんが大変やった

3日前の昼休み、紗彩が同じクラスの春宮と話していた

相島「そっかぁ……藍ちゃんはバイト好きだもんね」

春宮「悪いなぁ、バレーは好きなんやけどバイトせんとあかんから……」


春宮は部活に所属しておらず、勧誘していることがすぐわかった


侑「へー、春宮ってバイトどこでしてんのん？」

春宮は一瞬驚いたが、すぐいつもの表情に戻り
「パン屋にコンビニ、カフェにガソスタ……」と色々上げていく

相島「ちゃんと休んで……！？」

春宮「へーきへーき〜！これでも友達と遊んでんねんで〜？」


侑「周りに帰宅部おらんの？」


俺がこう質問すれば春宮は少し苦笑いしたあと渋りながら話し始めた


春宮「あー、おるっちゃおるけど…やらんと思うで？」

相島「そこをなんとか……！」

春宮「まぁ本人に聞いてみぃ
1年2組の弧都雨って言うんやけど、白髪やからすぐ分かると思うで」

侑「あぁ、知ってんで、珍しい容姿してるって最初噂になっとったわ」

春宮「白髪とか珍しいよな〜、めっちゃ地味子っぽいけど白髪やからただの陽キャに見えるんよ」


噂になっていたのはホント
白髪に長い前髪、みんな顔が見たくて切磋琢磨していた頃があったらしい


1度だけ友達が見たらしく、感想を聞いてみた結果
「多分お前見たら卒倒するで」







意味がわからんかったけど、興味が湧いたのは事実だった

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