十話 ページ12
春宮「終わったぁ……っ！！」
あれから1時間と少しすぎた後ぐらいに春宮の仕事が終わったようだ
『早く着替えてきな、帰ろ』
春宮「任せ！！5分で着替えてきたるわ！」
その間に会計を済ませようと席を立ち伝票を片手にレジに行く
会計を済ませ、店を出て藍を待つ
「おい！！ふざけんなそれは俺の分やろ！！」
「知らへん名前書いとけポンコツ」
「食いもんに直接名前ペンでかけるか！食えんくなるわ！」
「外でまで喧嘩すんなや、ゆっくり食べ」
「多分に聞こえてないよ銀島」
体格のいい4人組
顔の似た2人
赤いジャージ
間違いない
何を思ったのかすぐに目線を逸らした
バレないことを祈りながら
春宮「A〜！終わったで〜！」
大きな声を出しながら藍がこちらへ来た
周囲の視線は自然とこちらに向くわけで
藍が来た方向を見るとその後ろに赤いジャージの4人組
侑「あれ、春宮やん」
春宮「宮くんやん〜！奇遇やなぁ」
侑・治「「おん、奇遇やね
は？/あ？」」
春宮「あ、すまん2人おったな、侑くんも治くんも奇遇やね！」
角名「弧都雨さんもここら辺なの？」
『いや、私はまだ電車に乗る、藍とは帰る方面が同じだからバイト終わるまで待ってたの』
宮兄弟は喧嘩してるし、銀島と角名は私に質問攻め
喧嘩してる2人を止めようと藍が間に入る
「何してんねん」
侑「ぁっ、北さん…」
治「…」
北が来た瞬間双子はまるで時が止まったかのように止まった
北「外で喧嘩するなって何度言えばわかるねんいい加減にし」
侑・治「「はい、すんません」」
角名「…北さんここら辺なんですね」
北「ちゃうよ、あっこにあるスーパーが今日特売日やったから
婆ちゃんに頼まれたもん買いに行ってた帰りや」
北は買い物袋を上にあげ見せる
それでも宮兄弟は固まったままだ
下校中にまで北と会うことを考えていなかったのか、顔色が悪い
北「外でも中でもいつも喧嘩すんな言うてるやろ
自分ら何歳や、いつまでも幼稚なことせんと、その体力バレーにとっとき」
侑「うぃっす」
治「ほんますんません」
さっと、2人が頭を下げる
ツインズをまとめあげるとは流石だ
春宮「北さん久しぶりですな！」
北「おう、久しぶり」
春宮「今日3人で帰りましょ、家近いですよね」
北「おん、弧都雨さんの家の方が多分近いで」
春宮「ほへぇ、それは初めて知った」
侑・治「「俺も一緒に帰りたいです！」」
波乱の帰り道、何事もなく家に付けるのだろうか
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真柴白 - 更新期待してま頑張って下さい（*'‐'*)♪！！ (2021年1月27日 4時) (
レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
月下恋樺(プロフ) - MA.Sさん» コメントありがとうございます！ホントだ……オリキャラ入れた時にごっちゃなっちゃったと思われるかと…、全員一度訂正致しますね！ご愛読ありがとうございます！ (2020年7月19日 5時) (レス) id: 05ae760f2c (このIDを非表示/違反報告)
MA.S - いつも楽しく拝見させていただいております。設定にあります、イナリ崎二年のクラスなのですが、アツムとギンジマくんが二組でスナとオサムが一組ではないでしょうか…？こちらの勘違いしますでしたら、申し訳ございません。今後とも作品を楽しみにしております！ (2020年7月19日 1時) (レス) id: 63fe28e87a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下恋樺 | 作成日時：2020年7月16日 0時
