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赤城仁花 39 ページ4

『裏を作れ、戦場では気を抜くな。』

『他人に頼るな。命取りになる。』

そう鍛えられて来た少女。

戦場で活躍した少女。常に優等生。

それを行う事で誉められ大事にされた少女。

過去に親と言う物に見捨てられて居た少女。

それだけで嬉しかった少女。

これぐらいでしか快感を獲れなかった少女。

そんな少女は・・・・

他人を頼ると言うのを知らないーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐島ちゃん視点。

私はなかなか血桜が使えず困って居た。
・・・赤城ちゃん、なんでこんな重いの持てる訳・・??

なので私は気分転換に本田先輩にスナイパーを教えて貰おうと思ったのだが・・・・

凛「私さー・・・赤城嫌いなんだよねー。」

見つけた瞬間これだ、これ。
私はどうしようと周りを見渡して居ると、真奈美ちゃんを見つけた。

真奈美「あ、A先輩!A級に上がる心構えは出来ましたか!?」

主「・・・いやそれ所じゃないでしょ・・」

真奈美ちゃんはあぁと言うように苦笑いする。

真奈美「そう言えば・・アカギンって人に頼らないよね〜。」

主「そうなの?赤城ちゃん、『そんな私、日頃から皆に頼ってます!!』って言いそう・・」

真奈美「何だろ・・頼り方を知らないと言うか難しいですね〜!!何だろ!!」

私は真奈美ちゃんと考えつつふと声に出した。

主「軍人だったから裏を作るって言うのが普通とか・・?」

真奈美ちゃんは考えるのを止めて私を見る。

真奈美「あ!それです!それっ!!ってかアカギン、裏作ってるって知ったらどう思うだろ?無意識の内にやってそうですし・・・」

主「自分の本当の姿すら分からないとか・・?
上手く言えないけど自分の出し方すら分からない。赤城仁花と言う人間に入ってやってるとか??」

真奈美「先輩凄いっ!!!・・アカギン人間出来てないんだね・・・自分しか出来ないってのもそう思わないと自分を見失うからですかね!?」


私達は顔を見合わせて頷いた。

赤城仁花 40→←本田凛32



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作者名:湯のみと参加して下さっている隊員各員 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/  
作成日時:2015年3月11日 21時

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