本田凛32 ページ3
出水side
A級ブースにて、
それは唐突に始まった。
凛:私さー…赤城嫌いなんだよねー。
周りの空気が凍り付いた
顔色一つ変えず。
出水:…おま、え…!?次期指令官になる奴を…!!
凛:…ナニソレ。意味分からない。次期指令官だから?それ、『媚び』じゃないか。
出水:………!!
凛:私が言える事じゃないけど、先輩敬え。私、年齢が下の人はタメ認めない。
随分バッサリ言うな…迅さん怒りそう。
凛:あ、あと、裏ばかり、作りすぎ。何、あれ。『自分しか出来ない。』みたいな感じ。腹立つ。
出水:言い過ぎ…!
凛:じゃあ、何?赤城を好きになれづて?次期指令官になるから?今の内に仲良くなれと。
出水:っ………!!
凛:…断る。私は『今の変われない』赤城を好きにはならない。赤城が誰かを頼るまでは普通の関係だ。
思わずベンチから立ち、凛の前に立っている俺に人差し指を向ける
凛:………決めた。私、出水が『次期指令官だから仲良くなれ。』を捨てるまで会わない。会話も、電話も、LINEもしない。
出水:は!?何いってんだよ!
凛は立ち上がり、距離を縮める。
凛:私だって辛いが………この意見は動かさないからな。
軽く頭を撫でられ、俺の横を去っていった。
凛(今の赤城が嫌いなだけだ。これから赤城は変わる。)
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作者名:湯のみと参加して下さっている隊員各員 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/
作成日時:2015年3月11日 21時