完璧なモブを目指して今日も頑張れ。私【ブルーロック】

ちがう ページ33

なにか、何か違う




謎の違和感




鰐間兄弟が3点も取らせるわけがない



それに、今まであまりゴールを決めてこなかった久遠がここまで？(ちょっと失礼)



今までのステータスを見ても今日ここで爆発的に点を入れられる能力は無い




だとしたら……







ﾋﾟﾋﾟｰｰｰｰ





【後半戦スタート】


雷市「ﾊｧｯﾊｧｯ！！

こっからは雷市タイムキックオフだ！！」







雷市 陣吾。あいつは体力の塊


他のやつよりも持久性がある


でもまだセンスはイマイチ輝いていない(だからちょっと失礼)









そして久遠にボールが渡った瞬間





「！！！！！」


計助……


久遠のボールの取られ方……




やっぱり私のかんは外れてなかった




ファウル覚悟で世一が滑り込んでもジャンプしてかわすその身のこなし


最初からあれをやれば良かったもののやらなかった



つまり『わざと』点を取らせていた




「はーん。そういう事ね……面白いじゃん」




筒抜けのプレー



世一「久遠……おまえ裏切ったのか？」




ほら、気がついた










久遠 渉






裏切りカード



１２対10





ここはブルーロック





自分がのし上がる為ならば人を殺さない限りほぼなんでも許される場所





久遠が裏切ると言う選択肢を取るのもまた間違ったことでは無い




「面白いじゃん……あんた」





世一「お前…今まで一緒に戦ってきたのはなんだったんだよ！？


一緒に勝とうって言ってたじゃん！」





潔 世一



相手を信じすぎている


それが君の弱点だ



一人一人を駒として使えなきゃ君は最高のプレイヤーになれない


久遠「……ありがとう潔くん



君がそんなに馬鹿でよかった！！」ﾆﾀｧ




ったはーー！！言葉使いわっっる！！(人に言えませんよ)


馬鹿って言った方が馬鹿なんだぞ！！！(あなたも言ってましたよね？)



久遠「甘いよ

ここは"青い監獄"だよ？


絆も



チームワークもいらない



必要なのはエゴ……


そう







『裏切っても勝つ』










それが俺のエゴだ

















お疲れチームZ」










中々に面白いやつだ久遠 渉



君にはお気に入りと言う名の星をあげよう





執念と書いてエゴ……





素晴らしいね






でも君にこの先は行けない……かな

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