二話 ページ4
私がどう返事をすればいいかと慌てていると、誰かが鬱様に話しかけた。
「おーい！大先生ー！！って…なんやまたメイドにナンパしとるんか｡」
そう言って鬱様を呆れたように見つめる人は、この国の幹部ロボロ様。
いつもは情報管理や監視をしていて、機械などにとても強い幹部様。
日常生活のほとんどは監視室で過ごしているはずのロボロ様がどうして外に……？
『あの……ロボロ様、質問よろしいでしょうか……｡』
そう言って不安げに見つめると、微笑んで返事をしてくださったロボロ様。
「ええけど……なんや｡」
『いつもは情報管理や監視をしていらっしゃるロボロ様が、外に居られるので不思議だなぁと思ったのですが……｡』
「あぁ、そのことか。」
そう言ってもう一度話すロボロ様。
「俺な、毎日監視室で過ごしてるわけじゃないんよ。戦闘員じゃないだけで、ちゃんと休息はあるんやけど……｡」
けど…そう言って困った表情をして話を続けようとしているロボロ様。
何か理由があるのだろうか。
「昔、ずる賢いメイドがおってなぁ……｡」
そうそう、と頷く鬱様。
「俺はいつも顔を雑面で隠して生活しとるんやけど、そのずる賢いメイドに素顔を見たい
って言われてたんや｡まぁもちろん断ったんやけど…………｡そのメイドはどうしても顔を
見たかったらしくて、俺と大先生が話しとる時に、その会話を聞いとったみたいで……｡」
と、少し悲しそうに言葉を続けるロボロ様。
「俺が休憩に外に出るって聞いとって、その情報を知ったメイドは他のメイドにそのことを言いふらしたり、俺が休憩に外で雑面を外している時に、そのメイドが俺の素顔の写真を
撮って、その写真をダシに俺のことを脅しとったんや｡この事を幹部に言ったら、この写真をメイド全員に配るってな｡」
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暁月・月夜(プロフ) - avisさん» 了解です〜！ありがとう！！ (2022年3月14日 21時) (
レス) id: b01ef2f9d3 (このIDを非表示/違反報告)
avis - 無事生存を確認した！…更新再開されたら必ず見に来るね〜！ (2022年3月14日 20時) (レス) @page7 id: 94c750415c (このIDを非表示/違反報告)
暁月・月夜(プロフ) - avisさん» 本当にありがとうございます……！暖かいコメント、勇気が出ます！無理はしないように頑張って更新します！ありがとうございます！ (2022年1月10日 10時) (レス) id: b01ef2f9d3 (このIDを非表示/違反報告)
avis - 断言しちゃえるほど何ですもん！無理はなさらず、更新頑張ってくださいね。 (2022年1月10日 10時) (レス) id: 94c750415c (このIDを非表示/違反報告)
暁月・月夜(プロフ) - avisさん» コメントありがとうございます！大好きと言ってもらえて嬉しいです！断言までしてくださって……本当にありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年1月9日 13時) (レス) id: b01ef2f9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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