月明かりに照らされし美しき姫

月明かり18 ページ20

試合が終わった後、豪炎寺とルナの周りに円堂達が集まっていた。





円「よくきてくれたな！これで新生雷門サッカー部の誕生だ！豪炎寺、月宮、これからも一緒にやっていこうぜ！」






だが、豪炎寺はユニフォームを脱ぎ、円堂に渡した。






豪「今回限りだ。」




そう言うと、豪炎寺はそのまま去っていった。






円「あっ…豪炎寺、ありがとう！」





壁「いいんすか、キャプテン。止めなくて。」






円「いいんだよ。月宮はどうするんだ？一緒にこれから戦ってくれると嬉しいんだけど。」






『私は皆がフットボールフロンティアの予選の決勝戦に勝ったら一緒に戦おっかなぁ。戻ってきたばかりで色々忙しいし。』






円「ほんとか！ありがとう！ん？でも、何で決勝まで行くって決まってるんだ？」






『そりゃあ、私が決勝までコーチをするからに決まってるじゃないの。』





さも当然なふうに言ったら







サッカー部一同「「「「「えーーーーー！！」」」」








『来れない時もあるかもしれないけど、よろしく！』






円「ああ！よろしくな！」

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