四十九の夢 ページ3
『先に言っておくけど、答えはNoよ。私に特別な力も、世界を支配したいだとかの野望も何もないもの。それに、私はライダーにはなりたくないしね』
そう言って、出口から出ようと横を通ると肩を掴まれて動けなくなる。馬鹿力！！(体格差)
｢いいのか？お前の秘密をライダーへ話しても…｣
『私の…秘密？(体と魂が一致してないこと？それても、今の体の方の秘密？)』
睨み合い、考えを巡らせていると｢そこまでだ！｣という声とともにウィザードとゴーストが走ってきて、澤田は舌打ちをして天井にいた魔化魍たちに指示を出すとすぐに逃げてしまう。
まぁ、そうさせたくないから頑張って止めるけど。
肩から離れた手首を掴み、体を引き寄せて足を掛けようとするが上手く避けられてしまい、空いていた片手で片足を掴まれるが、掴まれたことによる支えを使って脇腹あたりに蹴りを入れる。
バランスを崩したところを押さえ込もうとするが、後ろからウィザード達と戦っていた魔化魍が糸を飛ばしてきて距離をおく。
一瞬のことだったが、そのタイミングを狙っていた澤田はそのまま逃げ出してしまう。
後を追うために走り出すが、全ての魔化魍を倒した二人にとめられてしまう。
｢落ち着け、今 お前が追いかけても勝てない｣
｢それに、まだ病み上がりなんだから！｣
『ｯｯ､あなた達は？』
予想はついているが、逃した悔しさと秘密が気になっていた私は少し強い口調で二人に言ってしまう。
｢俺は操真晴人。で、こっちが天空寺タケルだ｣
｢永夢先生から君の事を聞いて…近くにいた俺たちが駆けつけたんだ。怪我とかは…うん、ないね！｣
変身をとき、タケルの肩を叩いて自己紹介してしまう晴人と自分たちが駆けつけた理由を話しながらも、私の心配してくれるタケル…
いつもなら、好きなキャラの前だからと脳内で暴れるが今はそれどころじゃないと自分の自己紹介も淡々とすまし、澤田の後を追うために家で調べようと廃工場を出ようとすると、二人に止められてしまう。
｢ちょっと！君はまだ入院が必要だし、少し俺たちの仲間と話してほしいんだ｣
｢そんなに急いがなくても、さっきのやつは俺達の仲間が追ってるしな｣
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月巳椿(プロフ) - みーさん» コメありがとうございます！ストーリー構成が落ち着いたらまた更新していきます！ (2022年4月8日 17時) (
レス) id: 28d5cf5fad (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 仮面ライダーが大好きなので、更新、まってます！ (2022年4月8日 14時) (レス) @page22 id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
月巳椿(プロフ) - 咲崎サエさん» ありがとうございます！これからも適度に休息を入れながらコツコツ書き上げていくので、よろしくお願いします！ (2021年8月23日 22時) (レス) id: 28d5cf5fad (このIDを非表示/違反報告)
咲崎サエ(プロフ) - こっそりと楽しく読んでます、更新いつも楽しみにまってます。（でも頑張り過ぎて体調壊さないで適度に休んでください…） (2021年8月23日 2時) (レス) id: f31f956497 (このIDを非表示/違反報告)
月巳椿(プロフ) - にぃさん» ありがとうございます！！頑張って完結まで書き上げます！ (2021年7月27日 0時) (レス) id: 28d5cf5fad (このIDを非表示/違反報告)
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