第6話 ページ7
今日は、イタちゃんの双子のお兄ちゃん、ロマくんとお出掛けです。
あ、浮気じゃないですから、ご安心を。
さあ、集合場所はオシャレなカフェだったのですが、いっこうにカフェが姿を見せてくれません。
地図…ちゃんとスマホで見て、その通りに行ったんですよ?でも、着かない…
多分これは
“絶賛迷子中”というよくあることでしょう。
さて、どうしましょう。
………なんて、今は便利な物があります。
昔みたいに手紙にかいて、送って……
そんなことはしなくていいのです。
そう、それは……
テッテレー!LINE!
☆・。.・゜。.゜゜・.。゜.
Aロマくん、ここどこ?
ロマーノ俺が知りてー、このやろー。
ロマーノ今まわりに何があるんだよ。
Aえっと、人?
ロマーノ人がいるのは当たり前だろ!
Aいや、けっこう沢山人がいる。
Aあ!あと、噴水!
ロマーノそこ、スペイン広場じゃねーか!なんで、集合のカフェの真逆にいるんだよ!
A本当?!
ロマーノ本当だ!なんでそんなところにいるんだこのやろー。
Aえ?……噴水が私を呼んだ…から?
ロマーノ呼ぶわけないだろ!このやろー。
ロマーノまったく…。向かえに行くから待ってろ。
ロマーノ絶対、動くんじゃねーぞ!
Aわかってるよ〜♪
Aありがとね!
☆・。.゜.。゜.。・。
ロマーノ(以後:ロマ)「おい!」
『あ、ロマくん!来てくれて、ありがとう!私、ここで力尽きるとこだったよ。』
ロマ「ふんっ!別に大したことないんだぞ!」
とか、言いながら向かえに来てくれるから、優しいんだけどね。
ロマ「お前…、ヴェネチアーノとのデートの時、いつもどうしてるんだよ。」
『え?イタちゃんが向かえに来てくれるんだ。』
ロマ「言えよ!それだったら俺だって向かえに行ったんだぞ!もう知らねー!!」
『へぇー、いいんだ。せっかく情報集めてきたのに…。』
ロマ「けっ、しょーがねーから、付いてきてやるぞ、このやろー。」
『ふふ、じゃあ、行こっか!』
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作者名:ふぁーらんす | 作成日時:2018年1月8日 1時