男前美女と最強の男の夫婦生活【ONEPIECE (ページ8)

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ろくわページ8

「スムージー、シトロン、シナモン三姉妹カワイィ～」

「クレイアねえさん！お料理のれんしゅうはおわったのか？」

真っ先に駆け寄ってくれるスムージー。
少しおずおずと近づいてくる人見知りのシトロンとシナモン。

幼いとはいえ足長族かつビッグ･マムの娘。すでに結構な大きさなのだが、それでも気にすることなくクレイアは抱きしめる。

「終わった～…オワタ」

「クレイアねえさん、相変わらずお料理苦手なの？」
「わたし、いつかねえさんのスイーツ食べてみたい！」

3姉妹の2番目シトロン、3姉妹の末っ子シナモンがそう口にする。

「そうよぉ、シトロン。相変わらず料理は苦手さぁ。シナモンが食べてくれるなら美味しいの作らないとねぇ。おねえさん、特訓頑張る」

「シナモンずるいぞ！ねえさん、わたしも！」
「わたしも！」

「うへぇ、責任重大…頑張るねぇ、スムージー、シトロン」

そういって頭を撫でる。

ふと、3姉妹は少し前のことを思い出す。

「手がもう一本ほしい」

いつかそういっていたクレイア。
3人なので手の数が足りず、いつも1人は少し遅れて撫でられることになる３姉妹。

最後に残されるのが可哀想だから、と1人ずつクレイアは撫でる。
いつも、なでる順番をわざわざ変えながら。

傍から見れば冷たい人に見える義姉だが、そんな気遣いと優しさに溢れた義姉のことが3姉妹は大好きなのでした。