私とアイドル。7【ツキウタ。】

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「御三方、ありがとうございました。お陰でまた頑張れそうです」





「甘えたくなったらいつでも来い」



「はは！そうだな！遠慮なんてするなよ？」


「さっきも言ったけど春お兄さんはいつでも褒めてあげるからね？」






そう言ってくれる三人に照れ笑いで返せば、そう言えば隼さんも年上ですがいいんですか？と駆くんに問われる。




…隼さんか





ちらっと隼さんの方を見ればいつでもいいよ？と言うように腕を広げて満面の笑みで待機している。




「ほーら、始達に抱き着いたんだから僕でも大丈夫だよね？いつでもおいで？僕が魔法で君のストレスなんて消してあげるからさ☆」





「やめとけA、何か危険な匂いがする」



「ひ、否定できない…」





どうしようかと迷っていれば陽が肩を掴んで止めてくる。何時もならそこでフォローを入れる夜が苦笑いで同意してくるので丁寧に断れば、えー残念だなぁとしょんぼり。





「…と言うか年上ばっかじゃなくて俺たち同級生にも甘えなさーい」



「ちーちゃ…兄さんの代わりには慣れないけどAを甘やかすことくらいいくらでもしてあげるからね？」






様子を見ていた新と葵がそう言えばうんうん、と言うように陽と夜も頷く。





「ちょっと待ったー！歳下だって負けてませんよ！」


「そうですそうです！Aさん！次は俺たちの所に来てくださいね！」



「歳下だからって頼りないかも知れないですけど、Aさんのストレスを軽減させる事は出来ます！」



「うん、いっくんの、言う通り…！」






同い年四人にそう言われて感謝していれば歳下四人にもこんな風に言われるなんて…私って幸せものだな。なんて思いながら頰の緩みを自覚しながら頷き、ありがとう皆！と抱き着いた。







ーーーー


ーその夜ー




(こ…こんど、遊びに行くね…ちーちゃん…)
(！、…うん、いつでも待ってるよ)



(いつもありがとう…優花お、お姉ちゃん)
(！、うちの妹がこんなに可愛い…)




(葵…)
(あ、新も？)
(ああ)
((喜びのメールが姉貴/ちーちゃんから…))





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