私とアイドル。7【ツキウタ。】

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あれからしばらくして落ち着いた所で私の様子を見ていた春さんが突然とんでも無いことを言い出した。





「この際だし、皆で甘やかしてあげれば良いんじゃないかな？、と言う訳でおいでAちゃん？」





「…はい？」




「おおーっと此処で出ましたグラビの壁ドン王！女の子をキュンとさせるのはお任せあれ！サラッと口説いて落とした女子は数知れず、春、やよーい！！！」




「いやなんで実況風」



「何その俺の紹介の仕方！」



「何で勝負みたいになってるの！？」




「？、これ誰が一番Aさんに癒しを与えられるかと言う勝負じゃないんですか？」




「いつからそんな話に！？」






春さんが爆弾を落とした所で実況風に春さんを紹介する恋くんに陽と突っ込みを入れればいつからか勝負になっていたらしい何故。





「と・に・か・く！春さんも待ってますし、Aさん飛び込んできてくださーい！」



「うわぁああ！？」



「おぉっと！」






どーんと押されて春さんに抱き付けば、しっかり受け止めてくれる春さん。
大丈夫？なんて言ってニッコリ笑ってくれる。






「…私、お兄ちゃんが居たらちーちゃんか海さんか春さんがいいです」



「参謀組か」



「そして不動のちーちゃん(葵兄)。」



「何か凄く頭撫でてくれそう」



「春お兄ちゃんはいつでも撫でてあげるよ」






そう言って優しく撫でてくれる春さんに、冗談でお兄ちゃん！と言えばもっと撫でてくれて、途中海さんも混ざって撫でてくれる。幸せ。









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