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「Aさん！」
病室のドアが開いて、其方に目を向ければ泣きそうな駆くんと恋くん。
救急車に一緒に乗ったのは親族の大さんと幼馴染二人。他の皆は月城さんに連れて来て貰ったらしい。
泣いて少し落ち着いた私は駆くんと恋くんにちょっとだけ笑いかけた。
「ごめん、心配掛けちゃったね」
「Aさんが謝る事なんてないです！」
「そうです！俺達、Aさんが無事だっただけで…っ」
「ありがと、二人共」
「お、来たか。お前ら。…A、体に異常は見当たらないし骨も無事らしい。顔の傷も残らないそうだ」
二人を撫でていれば病室に入ってきた大さん。
それに続いて外に居た皆んなが病室に入ってくる。
大さんの言葉に皆んながホッと一安心したように胸を撫で下ろしている。
「良かったな、女子の顔に傷なんて一生物だしな。…にしてもあいつ、やっぱり殴っておけば良かった。許せねぇ」
「確か留置所にいるよな。…行くか、陽」
「こらこら二人共？気持ちは分かるけどあとは警察に任せよう？」
陽が私の顔に貼られた湿布を撫でながらホッとしていたと思えば急に眉間に皺を寄せて物騒なことを呟き、新もそれに賛同するから吃驚すれば春さんが慌てて止める。
「とにかく無事で良かった。これからは誰かと二人で帰るようにな？」
「はい」
「大が家に居ない時はいつでも寮に来ればいいからね？」
「はい、二人ともありがとうございます」
「管理人さんには話を通しておくから気にするな！」
始さん、隼さん、海さんに撫でられて、ホッとする。
「皆さん、本当にありがとうございました」
ーーーー
(あ！私、ディアブロくんにお礼言わなきゃ！)
(…そうだった、真っ先に居場所を突き止めたのはディアブロだったな)
(ディーくん、凄く格好良かった)
(ふふ、魔界の力で居場所を特定したんだねぇ。偉い偉い)
(((ディアブロ！？)))
(い、いつの間に…)
(ディアブロくん！ほんっとーにありがとう！)
(ガォオオオオ)
(いやいや、本当に助かったから、ありがとう！)
(…会話が成立してる…)
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みのる(プロフ) - リクエストに答えていただいてありがとうございました！今後も宜しくお願いします!! (2017年8月2日 13時) (
レス) id: fab097219a (このIDを非表示/違反報告)
ニヤリ - ありがとうございます。今後も応援しています(^-^) (2017年6月24日 22時) (レス) id: f80aab62ef (このIDを非表示/違反報告)
えだ豆(プロフ) - ニヤリさん» 購読、リクエストありがとうございます！！ツキパラリク了解しました！ただソリッズは手を付けた事がないのでキャラ崩壊を前提としていてください笑 (2017年6月24日 18時) (レス) id: d52fc5d47e (このIDを非表示/違反報告)
ニヤリ - いつも楽しく見ています。リクエストなんですが、ツキパラをやる主人公とソリッズ絡む主人公をみたいです。ツキパラをやったらソリッズが気になったもので(笑) (2017年6月24日 10時) (レス) id: f80aab62ef (このIDを非表示/違反報告)
えだ豆(プロフ) - さくらさん» お返事ありがとうございます！了解しました！お話が出来るまで暫くお待ちくださいね！ (2017年6月22日 22時) (レス) id: d52fc5d47e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えだ豆 | 作成日時：2017年3月4日 0時
