転生にイケメン補正は付きもの 【ツイステ】２

第87話…再びねこさん様リクエスト2 ページ37

A視点











俺がオンボロ寮に道場破りする数時間前…




ディアソムニア寮-談話室…



A「マレウス先輩の誕生日ぃ？」
ｼﾙﾊﾞｰ「あぁ」



リリア先輩の料理回避事件以来よく話すようになったシルバー｡



そんな彼から相談があると言われディアソムニア寮まで足を運んだ｡



A「マレウス先輩の誕生日がどうしたんだよ？」
ｼﾙﾊﾞｰ「マレウス様はお前にも誕生日会に出席して欲しいとお思いでな」
A「え？俺もしかして自分で思ってるよりマレウス先輩に気に入られちゃった？」



マジかー……いや普通に嬉しいけど



A「で？」
ｼﾙﾊﾞｰ「そうなるとプレゼントを渡すだろう？」
A「だな」



でもマレウス先輩の欲しいものって全然思いつかない



ｼﾙﾊﾞｰ「そこでマレウス様が欲しがっておりなおかつお前にしか用意できないものを教える」
A「マジで！？いやぁ〜持つべきものは友達だねぇ」



俺はウキウキしながらシルバーの言葉を待つ



ｼﾙﾊﾞｰ「それは…」
A「それは？」
ｼﾙﾊﾞｰ「世界中のガーゴイルを見ることだ」



…………ん？



A「えっと……悪いけどもう1回言って」
ｼﾙﾊﾞｰ「世界中のガーゴイルを見ることだ」



聞き間違いじゃなかったーー！！



ｼﾙﾊﾞｰ「だが時期妖精王を護衛なしにあちこち連れ回すこともできない」



でしょうね



ｼﾙﾊﾞｰ「そこで監督生と共に世界中のガーゴイル写真を撮ってきてくれ」
A「写真を撮るまではわかるけどなんで監督生？」



なんとなく理由はわかるけど…



ｼﾙﾊﾞｰ「マレウス様はお前と監督生を気に入っているからガーゴイルと共にどちらかが写真に写っていればマレウス様が喜ぶこと間違いなしだ」
A「ですよね！！！」



まぁ…監督生を連れて写真を撮るぐらい別に……



ｼﾙﾊﾞｰ「あとおやじ……リリア先輩からの伝言だ｡『お土産よろしくのぉ〜』っだそうだ」
A「だったら金よこせ！！！」




.

第88話…再びねこさん様リクエスト3→←第86話…再びねこさん様リクエスト1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す