恋愛だけは０点なんです！！【鬼滅の刃】

２３点 ページ23

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『わ、む、むむ無一郎くん？！？！』


さっきまでの勢いが嘘のように弱々しくなったAを3度見する

大して変わらない顔なのに怖い


「兄さん？僕の許可なしに何してるの？」

「こいつと関わること全てにおいて許可がいるのか？」


誰がそれ決めたのか教えてほしい
多分相当なバカだろうから


『さ、さっきの会話…聞こえてた…？』

「(全然聞こえなかったけどここでうんって言ったら凄い動揺するAが見れるだろうからとりあえず)うん(って言っておく)」

「弟が怖い」


俺にはわかる。この一瞬で凄い考えてたことを

無一郎がそう言うとだんだん顔が赤くなっていくA
青くなったり赤くなったり忙しいなお前の顔


『ご、ごめん。告白を邪魔する気はなくて…その、えっと…』


もごもごしてるAを見ながらじわじわこっちに近づいてくる無一郎
怖いわ


「どうしよう兄さん、ありえないくらい可愛い」

「そうかよかったな」


この会話何回目だろうなってくらいそのセリフ聞いてる気がする
いつも通りで安心したわ


『有一郎のことをお兄さんって言ったのは冗談で…』

「は？いつの間にAのお兄ちゃんになったの？」

「なってねぇから。Aも変なところ気にしてんじゃねぇよ」










「でも将来僕とAは結婚するから兄さんはAのお兄ちゃんでもある…」

「遠回しのプロポーズってこと？」

「そういう意味じゃないから安心しろ」

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