【文スト】【妖怪ウォッチ】ぶりっ子女は前世の記憶を取り戻した！？

第26話！寝る場所 ページ26

そして、私はお酒を開けて飲んだ。
『で？オロチが来るのは珍しいけど…どうしたの？』

そう話すとオロチはマフラーをへにゃっと落ちた。
オ「少し疲れたから来た。駄目だったか？」
『ううん、珍しくてねー』

私はお茶を取りに行った。

エ「何かと戦っていたのか？」
オ「嗚呼。誰かが池の主を起こしたから私が相手をしていた。」
エ「つられたろう丸か…」

エンマがそう言うと私はお茶を机の上に置いた。

『はーい。お疲れのオロチ。お茶』
オ「感謝する」

オロチはお茶を受け取って飲んでいた。
私は少し笑ってお酒を飲んだ。

『そう言えばうんがいちゃんはちゃんとやってるかな？』
エ「何をだ？」
『古典妖怪達に話をして貰ってるんだけど……』

そう言うと2人は顔を歪めた。
深刻そうな顔をして居たので思わず心配になった。

オ「……」
エ「……」
『え、なに？ダメなの？』

2人は顔を上にして目を抑えていた。
そしてしぶしぶ声を出した。

エ「駄目じゃねぇが……」
オ「キュウビが来る………」

2人はｹﾞｯと顔を歪めていた。
私はあー、と思い出した様に声を出した。

『オロチはキュウビの事苦手だったよね。』
オ「…良いライバルだ。」
『その割には顔は嫌がってますけどね…』

オロチは眉を寄せていた。私は苦笑いを浮かべた。
(キュウビが確か1番甘えてくるんだよなぁ…モフモフの尻尾が私好きなんだよなぁ)


そして、3人で話した。


…………
………


23時の時だった。

エ「だめか？」
『えー…流石に……』

エンマは私に上目遣いと言うセコ技を使ってきた。

オ「私も…だめか？」
『お、オロチもー？』

オロチは少し頬を紅くしてマフラーで顔を隠していた。

エオ「「……」」

『べ、別に寂しいなら良いけど……』

私達が話しているのは泊まりたいと言ってきたからだ。別に悪くは無い。ただ一つ言うとベットが狭くなる事に腹立たしい。

エオ「「！本当か！」」
『ひとつしかいよ…寝る所…狭いよ？』

2人はそれでもいいと言って、結局皆で寝る事になった。
暖かく、子供になったみたいでくすぐたかった

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