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朝と山桜桃 ページ45

そして、眠って3日間経った。
物語ではまだ、織田作は死んでいない。

『……おはよう。山桜桃
「はい!おはようございます!お神様!」

山桜桃は私の布団の上からお腹の上に乗っていた。そしてニヤニヤと謎の笑みを浮かべていた。


降りて、山桜桃』
「嫌です!はァ…この景色…唆る
『おいおい、襲うなよ』

山桜桃はちょーっと危ないのだ。
顔を赤くしてハァハァと興奮していた。

「お神様……
『降りなさい…襲ってもらっても困る』
「大丈夫です!まだ2人は眠ってますから!」


山桜桃は少し動いて私に近づいてきた。
目は薄らと♡になっていて、危ない。

私はハァ…とため息をついて、襲ってきた山桜桃を抱き寄せ、横にグルンと回転して、私が上になった。

(……この景色の何処が良いのか、よーわからん)


山桜桃を上から見下ろした。

「っぁ……お神様、それはダメですっ」
『襲おうとした山桜桃が悪い…先に仕掛けたのは山桜桃だ。お仕置ですわ』


山桜桃はこれを待っていた、とでも言うように興奮していた。私は山桜桃の耳元でふぅー吐息を吹きかけた。


「ぁぁっ……」
『……ハァ……弱点がここしか無いのは強すぎ』

山桜桃は正直に言うと、私に対してMだ。
支配されたいと、心の中で思っている。


山桜桃(もっと…もっとー…もっと!煽らないと)←

山桜桃の心が読める。
これは私が異能力のせいだ。

(煽るって……これ以上したらダメだな)


私は山桜桃から離れて立ち上がった。
山桜桃は「ぁ…」と物足りなそうな声を上げた。


「お神様!」
『やらない…お仕置は終わったんだから』
「もっとしてください!」
『嫌です』

私は欠伸をした。
そして、織田作とジイドの布団の間で見下ろした。

『……苦しそう』

2人は心做しか、苦しそうな顔だった。
おでこに手を当て、熱を調べた。


(流石に無いか……ならいいや)

山桜桃はベットから嫉妬深そうに見ていた。
私は山桜桃をみた。


『そろそろ、執事の所に行かないとなぁ』
「えー!もうバイバイなんですかぁ?」

『大丈夫…また、夜帰ってくるから…』

私は山桜桃を見つめた。
山桜桃は小さく「分かりました」と言っていた。


『お土産買ってくるから、許して』
「それよりお神様が欲しい」

『それは無理………じゃぁね!また夜に!
2人を頼むね!山桜桃!』

私はそう言ってドアを開けた。

ドアを閉め、もう一度開けるとそこには誰も居ない寝室だった。


私は執事の元に向かった。

すきと巧み→←山桜桃と歌


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設定タグ:文スト , 転生 , 黒の時代   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:しぐまざん(シグマ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//  
作成日時:2020年6月26日 1時

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