答え合わせ ページ34
そして、尾崎さんも芥川も来た。
『龍之介…本当に大丈夫なの?』
私がそういうのも流石に包帯を巻き過ぎて、動きにくそうだったからだ。
芥「嗚呼……して、A…どうやって倒した?」
芥川は聞いてきた。
澄もこっちを向いていた。
『うーん、尾崎幹部…貴方は分かりますか?』
私はそっちに話を振った。
尾崎は目を見開いていたが、直ぐに戻った。
尾「私は分かるぞ」
芥澄「「なっ!?/え!!」」
2人は尾崎幹部に目を向けていた。
私は(やっぱりバレてる)と思い尾崎幹部に参った。
尾「小娘の手を見てみぃ」
尾崎さんはそう言うと芥川と澄は私の手を見た。私の手には手袋が着いている。
芥「そう言えば…」
澄「手袋付けてる…」
2人がボソッと声に出していた。
尾崎さんは笑って私に向かって聞いてきた。
尾「そこに、薬を塗ったんじゃろ?」
私は何も言えなくなった。
流石ポートマフィア。
『大正解です……参りました。(○口○*)
私が塗ったのは麻痺薬。すぐに効く薬です。
ただ効果は短いですけど……少し時間があれば私の勝ちですから』
私はそう言ってニコッと笑った。
そう、主人公は異能中は身体について何も聞かない。
だから、そこを叩けば勝てるのだ。
『と、言う事です。夢原さん……貴方は体についてちゃんと話し合いましょう!』
澄「__で?」
澄は小さく声に出した。
私は聞こえなくて聞き返した。
『え?』
澄「なんで……私の弱点知ってるの?」
澄は信じられない目でこちらを見ていた。
一方芥川と尾崎には分からなかった。
((誰にでもあの薬を使われたら止まるだろ))
『……秘密です。』
私はニコッと笑った。
澄の言葉からふと、太宰と話していたのを思い出した。
【何故バレた……】
【私の方が1枚上手……だからですよ】
(あの時珍しいものを見たもんだなぁ……私)
そうして試合は終わった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:しぐまざん(シグマ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//
作成日時:2020年6月26日 1時