試合と議論 ページ32
澄は体術遣い。芥川は異能遣い。
【満月の夜】と言うのは強くなるがその分ペナルティが重い。
全身が強化される。1番はスピードだ。
でも、使った分体が痺れる
慣れたら痛くないと書いてあったが今、慣れたのかは分からない。
あと、使っている時は……身体の感覚が無い。
澄「ふふっ……やっぱり遅い」
芥「っ!?」
澄は芥川の至近距離に回った。
芥川はスピードに目がついていけてなく、横蹴りを受けてしまった。
澄も羅生門が当たり、少し血を出していた。
芥川は壁に激突して、ガハッと苦しそうな声を出していた。
………
……
…
『こ、怖ぇ……人間じゃねぇ早さっ!あんなの秒速で負けちゃうよっ』←
私は上から情けない声を出した
仕方ない。人間だもの。
私はあんまり使いたくないが1つ、澄に勝つ方法を知っている。
それは私が過去に読んでいたお陰だ。
誰と戦っていたかは分からないが、一つだけ知っていた。
(これは、セコ技では無い…ちゃんとした方法だ)
………
……
…
結果は澄の勝ちだ。
やはり、双黒の指導官(教官)として勝つのだろう。
芥「っ……待て、まだだ」
澄「そんな体で何が出来るの?出来ないから負けなの」
私はドアを開けた。
そして芥川を見た。
(痛そう……)
『お疲れ様……私は龍之介を医務室で手当するからその後試合ね』
澄「はーい!」
私は芥川に手を貸して、起き上がらせた。
流石に横抱きは出来ないから手を貸すことしか出来なかった。
『ほらっ、大丈夫?』
芥「嗚呼っ……」
頭から血を流して痛くないと言う方が変だろう。澄も着いてきてもらって医務室に向かった。
………
……
…
そして手当をした。
太宰みたいに包帯をグルグル巻にして少しおもしろい。
『ふふっ……』
芥「……( ̄・ω・ ̄)」
そして、澄の方も手当をして試合の方に移った。
移動中出会ったのは尾崎さんだった。
尾崎さんは興味を持ったのか着いてきてくれた。
『初めまして…鬼Aです。』
尾「私は尾崎紅葉じゃ……やはり中也が言ったように礼儀正しいんじゃのぉ」
『いえいえ、そんな事ないですよ』
少し話して、芥川と一緒に上の階で見てもらった。
澄「貴方、怖いから、本気で行く」
『ひぇ……強くないって…はぁ』
(くそっ…何故敵役が主人公と戦わなければっ……よし、議論したいなぁ……これ終わったら議論しよ)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しぐまざん(シグマ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//
作成日時:2020年6月26日 1時