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空とコップ ページ17

朝side

ピヨピヨと外が五月蝿くなってくる。

6時……



ベットに寝ていた執事が起きた。
Aと同じ髪色でフサフサとした髪の毛。

執事がベットから起き上がるとピョンと寝癖が立った。
執事「………ん?」

ベットにはもう1つ人影があった。
執事が目を開けると隣にはAが寝ていた。


『(´-ω-`)スピースピー……』
執事の腕に抱きつき、片方の手を恋人繋ぎで握っていた。

執事「っ!?……何故居るんですかっ!」
『( ˇωˇ ) zzZZZZ』


執事は自分の体を見た。ちゃんと服をきている。ホッとしてため息をついていた。

執事(また、来ている……襲ってしまったか心配になるのでお辞めになって欲しいんですが…)

執事は布団をかけ直し、朝食を作りに行った。
Aの顔を見ると昨日の事なんてどこか行った。

執事(お嬢様は…守らなければっ…)


執事は心に誓った。
………
……



今日はアレの日だ。
小説の内容を知ってる私はあんまり好まない。

(主人公来るって…訳か……)

今日、ポートマフィアに主人公が来る。
とっても強くて双黒の指導官になるって書いてた。


私はモグモグとご飯を食べながら意識は上の空に飛んでいた。


(確か……私は逃げて、この主人公に見つかって中也に殺されるんだったよな…)

ゾクッと考えただけで背筋が凍ってしまう。


死ぬーとか生きるーとか正直馬鹿な私には分からないけど1つ分かる事がある。
(どーでもいいよな…そんな事。それよりゲーム上手くなった方が私は良いんだけどなぁ)


そんな事を考えながらご飯を食べていた。
意識がどこか行っていたせいか、手が滑った。

『あ、』

お茶を入れているコップを落としてしまった。
パリン!……

床にはガラスが散らばった。
(や、やってしまったっ!!!)

私は急いで落ちたガラスに触れ、拾った。
こういう落とす事は良く前世からあった。

だから【破壊神】と家族から呼ばれるようになった。私の家族、ネーミングセンスnothingやしね……

朝と怪我→←疑問と答え


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設定タグ:文スト , 転生 , 黒の時代   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:しぐまざん(シグマ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp//  
作成日時:2020年6月26日 1時

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