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学校が終わり家に帰ると、
私の家の先にあるアパートに入って行くギョンスを見つけた。
150m先の、古めのアパート。
私が小学校四年生の時、彼はあそこに引っ越してきた。
どうやら親が離婚したみたいで、綺麗で派手なお母様と、まだ小学生にもなってないような小さな妹と、三人で。
アパートの中に入って行くその背中は細くて、小さかった。
彼の瞳、雰囲気、全てから感じられる。
ギョンスは絶対に、何かを背負っている。
完璧な『普通の高校生』を演じる。
存在を消し、才能を隠し、必要な時には笑う。
ギョンスが『普通の高校生』でない事なんて
誰も気が付く筈が、ない。
暑い。
歩くだけでもジトッと肌が汗ばむ、そんな時期。
バイトが終わって夜中になった頃には涼しくて、私の胸まである髪の毛もフワフワと風に弄ばれる。
もうすぐ家に付く。
電気一つ付いてない私の家が見えて。
それを見るのが辛い私は俯いて残りの道を歩む。
その時だった。
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フレデリック(プロフ) - ギョンすの独特な雰囲気にすごく惹かれます！楽しみにしています。 (2017年4月4日 13時) (
レス) id: 3689b4ea8b (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - この作品すきです！ (2015年10月11日 0時) (レス) id: b53a5358fa (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - ぎょんすが歌ったらどうなるのかな？青アザ何だろう？あー！気になる！どきどきする！ (2015年9月13日 10時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 楽しみにしてます〜〜 (2015年8月31日 6時) (レス) id: 9e1f4e24d2 (このIDを非表示/違反報告)
R.N(プロフ) - 続きが気になりますね〜 (2015年8月3日 5時) (レス) id: 1549b0f8b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Who?
| 作成日時：2015年3月21日 23時
