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くるくる巻くやつ ページ1

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翌朝。

偶然なのか監督の粋な計らいなのか、今日は全員オフとの連絡がイレブンバンドに入っていた。

現在、起床した紫音と吹雪は皆が朝ご飯を食べ終わるのを部屋で待っている。

小さいながらもせっせと器用に髪を結ぶ紫音。

しかし左右対称のツインテールが完成した直後、鏡を見て困り顔になった。


「吹雪士郎。あの髪の毛をくるくる巻くやつって、私の部屋にあるかな。」

「紫音ちゃん、髪ストレートだったんだね。じゃあ多分、毎日巻いてるんだろうから部屋にあると思うけど…。」

「んー、取りに行ってくる。」


そう一声かけると紫音は洗面台から離れ、たったか廊下に出て行った。

あまりに自然な動きだったので最初吹雪は 誰にも会わないといいけど、なんて考えていたが、数秒経過してからあることに気付く。


「部屋の場所教えたかな…?」


嫌な予感がして廊下を覗いてみると、案の定扉の表札を1つ1つ見て歩いている紫音がいた。

朝の時間帯にそんなにウロウロ歩いたら人に出くわしやすいと云うのに、紫音は気付いていないのか気にしていないのか。


「紫音ちゃんの部屋は反対側だよ。」

「あ、そうなの。結構近かったんだ。」









また戻しに来るのが面倒臭いから、と紫音の部屋で髪型のセットを済ませ、再び廊下に出た直後紫音が呟いた。


「………ちょっと散らかってた。」

「1人部屋だから大丈夫だよ。」


吹雪のフォローになってないフォローと、自分の将来の現実を見てしまった紫音は苦い顔をした。

そろそろお腹が空いてきたところだが、氷浦が全員食べ終わった、と報告に来てくれるまで食堂には行けない。

紫音は空のお腹を擦りながら、吹雪の部屋に戻るまでの道のりを歩いた。

が、しかし部屋の一歩手前で…。


「あ、吹雪さん!おはようございます!」


空腹感など忘れてしまう程に一瞬で背筋が凍った。

言い逃れ→



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ツナ(プロフ) - 怪盗あーるさん» わぁ、ありがとうございます!最近リアルでやらなきゃいけない事が溜まってるんですけど、更新途絶えないよう頑張ります(笑) (4月27日 0時) (レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗あーる - いつも更新を楽しみにしています。これからも応援しています! (4月26日 21時) (レス) id: 6e9264e8f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツナ | 作成日時:2020年4月7日 18時

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