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#112ページ。 ページ19
岩泉side
及川「あの3人に頼んで正解だったね〜！」
すぐ横で部員に声をかけている合間にそう言ってきた及川。
岩泉「…そうだな。」
三都は部活が被ってない日に、月村と立石は毎日来てくれている。
助かっているのは事実だ。
けど、あの3人は3年だ。
バレー部でもないのに部活に来てもらって、受験勉強の邪魔をしているのではないか？
それが気掛かりだ。
及川「…。」
及川は俺の返事に間があった事で、俺の考えがわかってしまったみたいだ。
及川「…あの3人は大丈夫だと思う。
けど、確かに気掛かりではあるよね。
だから、また教えてあげればいいんじゃない？」
及川はそう言った。
確かにその手があると思った。
でも、気掛かりが無くなることはなかった。
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