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#54ページ。 ページ8
それは図書委員の当番がある水曜日の放課後、そして職員会議中に起こった。
放課後になって、図書室に行く。
普段は人がいないのに10人ほどの女子生徒が来ていた。
私が図書室に入るなり、一斉に私の方を振り向いた生徒の顔を見て背筋が凍った。
その生徒たちは、今までに何度も呼び出しを食らった相手だった。
「ねぇ。」
その中の1人が代表するかのように声をかける。
「大概にしなさいよ。及川先生と岩泉先生に何をしたの?」
それは静かな怒りと表現するのがぴったりなほど落ち着いているようにみえる。
だが、それが余計に恐怖を煽る。
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