元ゼロ所属の救済人【警察学校組】【名探偵コナン】

１：エンカウント ページ3

神様と名乗る存在にこの世界に送られて数日


わたしは早くもこの暮らしに慣れてきていた


そして既に昨日には警察学校に入学している



『さーて、こっからどうしましょうかね』



誰に向けるともなく呟けば、当然返ってくることのない返事


警察学校に入ったは良いもののどうやって彼らと接触しようか


そう考えながら自分の教室に向かう


そんな日々を繰り返し送っていったある日



「小倉、お前爆処行ってこい。此方から連絡しといてやるから」


『...え』



ある程度自分の実力を把握してきたところでそう教官に言われた


どうやらわたしは爆弾処理が他に比べて劣っているらしい


まあ前世で爆弾なんてコナン程無かったし仕方ないかと思いつつ準備をする


というかそれ以外は一位か二位取ってるんだから
良いじゃないですかと言いたくなった、切実に。



『あ、着いた』



心の中で教官への愚痴を並べていればいつの間にか警視庁に着いていた



「ん？なんだい君」


『警察学校から来ました小倉Aです。教官からお話聞いていませんか？』


「ああ、そういえば連絡があったね。何、心配しなくて良いさ。
ウチの自慢のＷエースについてもらうから」


「ふぁあ...かったりぃ」


「こらこらじんぺーちゃん、そう言わないの」



...会えるんじゃないかとは思ってたけど意外と早くエンカウントしたわ

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