Eternally red moon(番外編)

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永紅です。

今頃ですが本編と設定が違いすぎますね。

全くの別物と考えていただいた方がよろしいかもしれません。
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レミリアside




　『…花の1輪ぐらい持ってくれば良かったわね』




墓石に刻まれるはMercy and Meteor Wizardの文字。




丘の上の強大な土地にひとつだけある墓石。




ここ、私の土地だったわね。




今はイギリス支部が管理してるのだったかしら。




荒れ放題ね、管理するならちゃんとしなさいよ。




　『で、不意打ちは感心しないわね。もう少し静かに包囲できないのかしら』




　「何しに戻ってきた、レミリア・スカーレット!!」




　『あー、うるさい。静かにできないのかしら』




グングニルを出して構える。




数えるのが面倒ね。




呪術師はざっと20人ぐらい？




吸血鬼狩りが50人前後か。




本当、馬鹿みたい。




雑魚(弱い)のくせに私に刃を向けるなんて無謀ね。




　「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」




　『逃げたりしないわよ。ただ、簡単にやられるつもりはないわよ』




は。一斉に攻撃してくるとか聞いてない。




なんか魔法使えないし詰んだやん。




う〜☆←




　「んな!?」




　「攻撃がひとつも通ってない!?」




思わず閉じていた目を開けば上がっている帳。




風で揺れる黒髪と白髪。




　『な…んで…』




五「いや、死にそうだったからな」




夏「まだ、感謝を伝えられてないよ」




ﾊﾟﾁｪ「やっぱりここだったのね」




　『パチェ…わ、たし…』




ﾊﾟﾁｪ「本当、こっちの身にもなってちょうだい」




グッと涙を堪えて前を向く。




あれ、なんか増えてないかしら。




　『全員殺さないでちょうだい。術師は支部に突き出すわ』



「「了解」」

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