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花岡楓士雄side
久しぶりの鬼邪高校───。
何が起こって、何が始まって、
司「···なんつー顔だよ楓士雄笑笑」
「怖くなっちまってよ」
司「何がだよ？」
「·····変わりすぎてしまってたら、何かが終わってたら」
司「·····」
「居ちゃいけない人がいたらどうしようって」
俺の予感は当たってたらしい。
泰志「おい、そこのメンツの話はやめろっつっただろ」
清史「こいつも悩んでんここに来たんだぞ」
楓士雄「·····黙っててくれ」
『まぁ、、気になるよね』
なんで泰志が、清史が分かりきったみたいな顔をしてるんだ。
こいつの持病を知ってるのか、、。
確かに俺は、この2ヶ月Aのことについて探りを入れてなかったが、気になっては居たし心配でもあった。
団地の中でもAは有名人だった。
決して裕福な家で育ってはいないし、楽に生きてきたとは思ってない
なんで病弱なお前が鬼邪高校になんかに転校してきた理由がわからねぇ。
楓士雄「·····お前さ((」
『分かってる、これは私の体だから勝手にさせて』
泰志「····死んだら死んだで、後悔しないように生きて欲しいと思ってる」
司「は？、」
楓士雄「なんで死ぬ前提なんだよ」
この話は大嫌いだ。
『分かったって、無理しないし死なないしもうこの話はやめて』
司「···A」
ジャム男もポカーンと立っていて、ここは鬼邪高だということを忘れていた。
一気に力が抜けてソファにもたれ掛かる。
「どう思う、司は」
司「···もっとハッピーになるかと思ってた」
清史「俺もだな」
泰志「鬼邪高に来たってことは、危ない反面俺らがそばに居るから安全な事もある」
「·····ああ」
泰志「お前は頭が固いのな」
「あ？」
泰志「あいつの何を知ってんだか」
「は？ふざけんな俺は生まれた時からアイツのそばにいんだよ」
泰志「なのにアイツの強さも知らねぇじゃん」
清史「知ってっか？あいつ轟とのタイマンで勝ってんぞ」
「·····」
司「言わない方がお前の為だと思った」
「·····そんなに強ぇのか」
泰志「気になんならAとやってみたらどうだよ」
清史「ま、おすすめはしないけどな！」
てかあいつ、どこいった？
続く (更新停止中)
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作者名：伍長 | 作成日時：2022年11月17日 20時
