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youside




?「おーい司ー···飯くいに行こう、、ぜ」


「·····おういこいこ」


?「·····あれ、転校生の子?」





そう言ってズカズカ近寄ってくる人、声だけでわかる。
多分花岡楓士雄───。

近寄ってくる楓士雄に対して私は少し緊張していた。

もし司みたいに覚えてなかったらどうしようって。
でもそんな心配すること無かったみたい···。





楓「あら?·····お前Aか?」


『·····楓士雄、』


「え?」


楓「Aか!!えー···久しぶりだな?!」




楓士雄はちゃんと私のことを覚えていた。




「ちょ、悪ぃ···A??」


『うん、司覚えてなかったけどね』




ちょっと悪気を込めて司に言い放った。




楓「は?!お前まじかよ笑笑」


「いや、だって全然雰囲気違ぇじゃん!」


楓「まあ確かに···大人っぽくはなったわな」


「!!····泰志は?!」


『あ、お兄ちゃんもこの高校に転入したよ』


楓「おいおいまじかよ!!」


『まじまじ』


楓「こりゃいいねえ〜····」


「喧嘩しようとしてんだろ···全く」


『取り敢えずさ、中は入ろ』




感度の再会で私もわすれかけてたけど普通に雨が降っている屋上だということを私は忘れていた。
急いで中にはいってハンカチで鞄とやらを拭く。




「いやぁ·····でもさ、何でお前が?」


『ああ笑まぁ、学力的にここしか無くて』


楓「お前そんな馬鹿なの?!」


「お前が言えるか笑?」


『あはは笑笑····はぁ、久しぶりだねホントに』


「おう」


楓「お前も今日から鬼邪高か!」


『うん!』


「何かあったらすぐ言えよ?ここは女の子なんていないし」


『·····うん』




まあ、なるべく頼らないで通うつもりだけどね。




楓「よっしゃぁ!昼飯食いに行くか!···Aも来るか?」


「行こうぜ」


『うん!行く行く〜』




私は楓士雄と司と一緒に食堂へ向かった。
まぁ、、そりゃあ沢山視線を浴びるわけで·····。


なんでこんなやつが楓士雄達と絡んでんだ?って思う人も居るだろうし、何もんだ?って思う人も居る。
でも私は気にしてなかった。

3人で話して笑いあって進んで行くのは昔みたいでとてもいい気分だったからね。




「·····おーーい!Aー!」


『?お兄ちゃん!』


「は?·····てめぇ楓士雄じゃねぇか」


清史「司もいんのかよ!!」


「おお、どうもどうも」




これが私たちの感動の出会いだった─────。

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作者名:choice | 作成日時:2022年10月21日 3時

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