埋め合わせ【小田島有剣】 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:4,664 hit

肆ページ5

·

youside

唯「うわ、、」

『おお、』

そこはもうホールがいっぱいという程の威圧感を受ける8人が揃っていた。
グレーの制服で統一されてる高校とそうでは無い高校。
どちらも有名な不良高校だ。

唯「行くか、」

そう言って私達は階段をおりホールに着く。

『·····』

？「おーー君たちが清邦の連合の子〜？？」

『あ、はい』

一番最初に話しかけてきたのはグレーの制服で統一されてる1人、青の色眼鏡をかけて気だるそーにガウンを羽織っている彼

楓士雄「あれ？A？」

『あ、楓士雄久しぶり』

私と楓士雄は同じ団地に住んでいた時があったから顔は知っている。
けど、鬼邪高校で頭張ってるとは知らなかった───。

沢「は？え？唯？？」

唯「やっほー·····」

沢「えなんでいんだよ」

唯「んー、なんか選ばれちゃって」

沢「ほーー···」

志「イチャつくなよこのバカップルめ」

バカップルって·····笑笑
唯ちゃんもめっちゃ照れてるし、否定しないってことはそういうことなのかなぁなんて思ったりして。

理事長「これで全員揃いましたね」

泰志「え？清邦2人しかえねぇーの？」

理事長「そうです、あまり集まらなくてですね、」

泰志「ふーん」

理事長「それではこの連合軍の掟をお伝えします」

そう理事長がいって話し始めた。その内容は───。

壱“3校共に何事も助け合うこと”

弐“常に連絡を取り合うこと”

参“守り抜くこと”

肆“九龍の思惑を知ること”

というのが活動内容だった。九龍というグループがあるのは知らなかったがどうやら薬を使っているグループらしい。
つまり、ヤクザということ。

ヤクザの仕事を直接やるのではなく回りくどいやり方で私たちはその行動を見るのみ。
変に接触をすると何されるか分からないため。

「理事長さーん、それだけ？」

理事長「後は1ヶ月先ですがみなさんで旅行してもらいます」

『旅行？』

理事長「詳しくは修行ですね」

『めんどくさ、』

楓士雄「ほんとだな」

理事長「以上です」

そう言われて理事長が去って行く。
掟は簡単なものかもしないけどその後の修行がとっても気になる。

小田島「じゃーかいさぁーん」

仁「納得できねぇーよな」

志「楽しそうじゃねぇーか笑笑」

沢「唯ホント無理しないでよ」

唯「ありがとう！」

鳳仙の方たちは唯のこと知ってるんだ·····。まぁ、そりゃそうか。

「おいA！」