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EPISODE4 ページ5

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youside




『おい轟』


「呼び出して悪かったな」


『いや···なんの用?』


「俺らの一派に入んねぇか?」



一派───。
久しぶりに聞いた。派閥というものだろうか。



『なんの得がある』


「1人でうろつくより良いだろ」


『·····』


「それとお前·····女だろ。男のフリしてるかもしんねぇけど」


『っ·····』



なんでこいつ全部わかんだよ怖いわ〜、



『·····私に勝ったらかん考えてあげようかな』


「めんどくせぇ」


『来いよ』




────────────

────────

─────




轟洋介·····これは圧巻だわ
あんまりごつくは無いそのからだでどっからパワー湧き出てんだよ。



「約束だからな」


『ああ·····』


辻「Aって言ったか?」


芝マン「よろしくな!」


『ああ、よろしく』


辻「てかさてかさ、フードして暑くねぇの?」


芝マン「取っちまえよ」


『いや···とんなくていい』



私の髪の色はここに来たら普通なのかもしれないけど、おかしい色だってよく昔から言われていた。
そのトラウマでなかなか見せることが出来ない。

綺麗な赤色かもしれないが他の人によっては血の海って呼ばれて怖がられてるし───。



芝マン「しかも長袖だし」


『それはお前らもな』


辻「ははは、まあな」


「お前ら行くぞ」



ここまでが私が轟一派に入ったきっかけ。

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作者名:choice | 作成日時:2022年10月5日 20時

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