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Youside
「·····」
なかなか答えない有剣。
そうだよね、彼女ぐらいもうできちゃってるよね。だってあの有剣だよ？ビジュアルも容姿も全部完璧だし。
楓「お前どういう事だよ、何呑気に女と遊んでんだよ」
『楓士雄·····』
小「····別にしょうがねーだろ、毎日毎日記憶記憶···思い出そうとしても思い出せねぇんだもん」
『有剣·····』
楓「はぁ？···てめぇこいつの気持ち考えたことあるかよ」
小「あ？」
楓「こいつはお前の為にどんだけ涙を流してると思ってんだよ！！」
なんでそんなこと知ってるの───。
そしてどうして楓士雄が有剣を怒るの·····？
本当は私が怒りたかった。
なんで女の子と一緒に居るの？！って
私の想いなんで届いてくれないの？！って───。
でも今は涙が邪魔してそんなこと言えない。
楓「分かんねぇのかよ、ほんとに覚えてねぇのかよ！」
司「A大丈夫？」
『でも···元は私のせいだし』
美「ねぇー帰ろうよ有剣」
『話ぐらい聞きなさいよ』
美「は？何この子·····。もしかしてあの有剣に怪我負わせた子？」
『·····そうだよ』
美「はぁ？ありえなー」
楓「A···！」
小「俺にはそう思えねー。こんなか弱い女の子が俺の頭にバットとなんか振れるわけねぇよ」
『···有剣は私を庇って怪我させちゃったの。私の責任、逃げないでちゃんと向き合うべきだった』
楓「Aはもう向き合ってただろ」
司「佐智雄から聞いてないのか？Aのこと」
『きっと言えないんだとおもうよ、サッチーは。そんな記憶は自分の力で思い出せって言うと思う』
小「全く同じこと言ってたわ」
美「ねぇ((」
楓「とりあえず小田島、Aの事傷つけんならもう曖昧な態度取るのやめろ。俺はこいつの泣いてる顔もう見たくねぇんだわ」
『楓士雄、』
楓「お前が記憶無いとかあるとか知らねぇ。お前の大事なもんだったかもしれねぇけど周りは容赦ねぇからな」
小「は？どーいう意味？」
司/楓「こいつはお前だけのもんじゃないってこと」
小「·····」
美「·····？」
『有剣·····、』
楓「行くぞA」
司「もう絶対にAを泣かすなよ」
私はなんで何も言えなかったんだろう。
楓士雄と司の言ってることが本当だから───？
私は、私のせいで有剣は記憶なくなった。それは事実。
でも記憶が無いからって私の事1ミリも悪いって思わなかったのかな───。
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み - 続き早くみたいです！楽しみにしてます！ (2023年4月21日 10時) (
レス) @page34 id: ce36b9d499 (このIDを非表示/違反報告)
matsuhi1214(プロフ) - 続き楽しみにしています、更新頑張ってください！ (2022年10月15日 0時) (レス) @page34 id: 0e6641a196 (このIDを非表示/違反報告)
矮楼(プロフ) - いつも楽しく拝見しております。私の誤解、勘違いでしたら大変申し訳ないのですが、52話から54話が抜けているように思えるのですが数字の問題ですか？勘違いでしたら大変申し訳ございません。これからも作者様の無理のない範囲で更新してくださると嬉しいです。 (2022年10月6日 19時) (レス) id: b79aef577a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choice | 作成日時：2022年9月29日 20時
