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#07『寝た振りしてみた』 ページ7
現在、私は楽の帰りを待ちながら楽のベットで寝た振りをしています。
寝た振りしたら楽が何するのかなーって、気になって。
期待をしつつ待っていると、ドアの開く音が聞こえた。
帰ってきた！
「ただいま〜。って、いないのか？」
どうやら、いつもソファに座ってるはずなのにいないので、いないと思ってるみたい。
大丈夫、楽のベットの上で貴方を待ち構えてるよ。
まだかな〜、なんて思ってると、やっと部屋に入ってきた
「あ、寝てる……」
いちおう寝てると認識したみたい。
楽は荷物を奥と、すぐに私の横に座って、私の頭を撫でた。
「可愛いな…」
楽、本当に寝てると思ってるんだな。
もうちょっと寝た振り続けてみよう。
すると、楽は、私に顔を近付けると、すかさずキスをした。
不意打ちで、寝てる時そうされてるのかと思ってると顔が赤くなって寝た振り失敗した。
「やっぱり起きてた」
「え？なんで分かったの？」
「めっちゃ、口元ニヤついてた、(笑)」
まじか……。無意識に楽にニヤついてたみたい。
やっぱり、楽には叶わないや。
「ね、もう1回してよ」
「ふふっ、いいぜ。大人のキスしてやるよ」
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作者名：ローザー | 作成日時：2018年5月19日 14時
