【アイナナ】八乙女楽に色々してみたい【短編集】 (ページ1)

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#01『キスしてみた』ページ1

私は、TRIGGERのリーダーとして活躍したのあの八乙女楽とお付き合いをしています！

ハグもキスももう済んでるし、不満も無いんだけど、

今日、楽に自分からキスしてみようと思ってる。なう。

時刻は23:30。もうすぐ帰ってくるはず。

時計を眺め、楽の帰りを待ってると、32分になったと同時にガチャとドアの音がした。

「ただいま」

「おかえり！楽！」

基本的起きてる時は、帰ってくるとすぐ楽のところへ駆け寄るのが日課だ。

「こんな時間まで起きてたのかよ。眠くねぇのか？」

「めちゃくちゃ眠い……」

「ははっ、あんまり無理すんなよ」

そう言って楽は私の頭を撫でてくれる。

心地よくて寝そうになるが、寝ちゃダメだ。今日はしたいことがあるからね。

「楽！」

「ん？」

こっちへ顔を向けた瞬間に、キスをする。

恥ずかしいし興奮もあって、顔がりんごみたいに真っ赤になってしまう。

顔を手で覆っていたが、指の隙間から楽を見ると、楽も私程ではないが顔が赤くなっていた。

「ほんと……可愛すぎ、お前」

「わっ……?!」

楽に抱き寄せられ、今は腕の中だ。

楽の心拍数の音も聞こえてくる。喜んでるのかな。

なら、それでいいや。

気付いたら、私は楽の腕の中で寝ていた。

「……おやすみ、A」

そう言って、寝ている私のおでこに楽はそっとキスをした。