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辰哉「まぁいいんじゃない？亮平の言う通り鍛えて学ばせればいい。それにこっちの味方にしとけばなんでここが分かったかも教えてくれるでしょ？」
ね？と言い彼にむかって尋ねると勢いよく何度も頷く
「まぁ、吐かせてこの世界がどういうものかを聞いてからだね。私はまだ納得してない」
辰哉「まったく〜素直じゃないんだから〜♡」
「うるさい。大介、だっけ、ついてきて」
大介「…！はい！！」
その後なぜここが分かったのかは後のSixTONESから教えてもらったということが分かった。
全てを吐かせたあとに改めてこの世界の汚さを説明した。
私たちが普段していることも、生活も全部
それなのに、彼は嫌な顔1つしなかった。
大介「分かってます！それでも俺はあなたたちの仲間になりたいんです！」
阿部「何でそこまでして仲間になりたいの？」
大介「…俺の家族、"Summer's"って名乗ってた人達に殺されたんです」
「Summer's…」
Summer'sとは私が元いた組織の名前
あの人たちが名乗るなんてことは無いはずだけど名乗っていた、ということは下っ端が自分の棚を上げるために言ったのだろう
そしてその事はすぐに上の者に知らされて処理される。
この佐久間大介、も同様に処理されるはずなのに、今私の目の前で生きている。
大介「俺はそいつらにしっかりと罪を償わせたい。そして二度と俺みたいな人を作らせない。」
大介「だから、あなたたちの仲間になりたい。」
「…わかった、いいよ」
大介「ほんとですか！？」
辰哉「ははwよかったねw」
翔太「また部屋作んねぇとな…」
亮平「戦力が増えて助かるよ」
先程の様子とは打って変わって静かに細々と話す彼を見て放ってはおけなかった。
3人…主に辰哉や亮平と長くいるせいか情に流されやすくなった気がする。
大介が増えてからはさらに絆された。
依頼の時でも笑顔は大事だから、となぜか笑う練習もさせられた。
照と涼太が来た頃にはぎこちないけど笑えるようにはなってきていたけど2人には「苦笑いすぎません？」と言われた。
照は人攫いに、涼太はオークションにかけられていたところを引き取った。
どちらも大介と亮平と辰哉に流されたけど翔太はどっちでもいいと言っている。
そのくらいの方が私もいい
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作者名：はねちゃ | 作成日時：2023年12月22日 21時
