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side:hikaru



4階まで向かう間もイヤモニから康二たちの会話が聞こえてくる。

扉を開けると泣きながらAの腹に破ったカーテンをキツく締め付けている康二



康二「あ…てるに、」

照「康二、止血出来てる?」

康二「できひん、締めても血が止まらん」

照「どいて、A連れてくから」



Aの傍に近寄ると分かりやすく顔色が悪くなってる。

刺されて時間が経ってるからかAの意識は無く、急いで運ぶ

泣いている康二に喝を入れて車まで戻ると後部座席に寝かせられるようにスペースが開けられていた。

そこにAを寝かせると佐久間が車を出す。



阿部「照、Aどう?」

照「結構やばい、息が浅くなってってる」

康二「は、はよ病院に連れてかな…!」

宮舘「待って、病院はダメだよ」

ラウ「なんで…早くしないと!」

佐久間「病院に行って治療して貰えたとして、こんな怪我どうやって説明するの。それこそAが危険だよ」

ラウ「っ…じゃあどうすれば…!」



いつの間にか起きていたのかラウールが口早に病院に連れていくと言う

そんなラウールを落ち着かせて病院には連れて行けないと説明すればいよいよ涙目になり始める。



照「大丈夫。つてはある。」

ラウ「つて…?」

佐久間「着いたよ!」

阿部「照運んで!先に言ってあるから分かってるはず」

照「分かった」

康二「でもここ、CLOSEって書いてはりますよ…?」



そんな康二の声を無視して息が弱くなりつつあるAを抱え、車の外に出る。

目の前にある建物の扉には"CLOSE"と書かれた看板がぶら下がっていた。

扉を開けて階段を下るとそこはビリヤードやダーツ、カードゲームなどが置いてあるカジノ



?「照くん!」

照「北斗!」

北斗「分かってる、大声出さない」

優吾「照くんこっち、準備はしてあるから連れてきて」

照「ありがと」



2人に言われるがままについて行ってベッドに寝かせると優吾に「任せろ」と言われてみんながいる部屋に戻る。

すると嬉しそうに話してる奴らが数人、固まってる奴が2人



ジェシ「まぁひーちゃんもきたし兄さんたちこっち来てよ、お茶出すからさ!」

ラウ「え…?」

康二「あ、せや忘れとった…てかSixTONESに来るんやったら最初っから教えてーな!!」

慎太郎「え?教えなかったの?」

翔太「いやまさか病院に連れてくなんて言い出すとは思わなかったから」

ラウ「す、SixTONES…?」

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作者名:はねちゃ | 作成日時:2023年12月22日 21時

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