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side:koji
1階、2階、3階と分かれてきていよいよ4階
俺は強いわけやないしAさんの足引っ張ってしまうかもしれん
けど、何としてでも守ってみせる。
Aさんがしてくれたように
康二「広…」
4階について扉を開けるとそこには誰かが立ってた。
恐らくガタイが良いから男、スーツを着ていて黒い帽子も被っている。
部屋自体は普通の部屋で社長室みたいな感じやけどかなり広い
戸惑ってAさんを見ると平然とその人をを見つめてる
康二「Aさん、これは…」
？「…ここを出て3年」
康二「…？」
？「外は楽しかったか？A…いや？ユキと言うべきか？」
康二「な、なんでAさんの名前を…ユキ、って」
「…うん、楽しかったよ。でも同時に怖かった」
？「ふふ、そうか」
「ユキって呼ぶの辞めてくれない？ボス。不快だ」
康二「Aさん…？え、どういうことなん…？」
目の前のやつがAさんに話しかけたかと思ったら普通に会話を続けるAさん
楽しかった…？
なにが？
こいつとAさんはどういう関係なん？
ボス…って、
ボス「隣のやつが混乱しているぞ？もしや、何も話してないな？」
「もちろん、あんなこと言いたくもない。あんたとももう会いたくなかった」
ボス「残念だな、もうこちらには戻る気はないと？」
「うん。残念だけど今の生活が気に入ってるからね」
Aさんが話終わると相手がすぐに動き出して攻撃を仕掛けてくる。
反応に遅れて少し掠ってしまったけどAさんはいつの間にか後ろに下がっていた。
ボス「ほう、流石だな」
「康二、先に車戻ってて。私もすぐに行くから」
康二「っ…さっきから何言ってんねん！」
「…康二？」
康二「あの人と知り合いみたいやし、知らない人の名前も出てきてるし、ボスってなんやねん…」
康二「しまいには俺は帰っとけって？アホ抜かせ！俺もAさんの仲間や！なんて言われようが残るで…！」
ボス「よそ見している暇があるとは」
もう何も分からへんくて、ただただ守られるのが嫌で俺が思ってることを全部話してたら敵に隙を見せてしもうた。
俺のミスや
ボス「随分舐められたものだ」
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作者名：はねちゃ | 作成日時：2023年12月22日 21時
